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チラシの裏 2枚目

77やりすぎたイタズラ:2007/11/15(木) 14:26:24
――スーパースターデストロイヤー『エグゼキューター』

銀河帝国艦隊の総旗艦…それがエグゼキューターだ。全長17600m.、幅は最大6000m.に
および、その白い船体には全銀河を恐怖に陥れるだけの火力と兵力が内包されている。
大提督ピエットはこの戦艦に乗ってある惑星を攻略に向かう途中である。そして、彼は到
着までの間、瞑想室に篭り、フォースとの対話を試みていた。その時である。

ヴィアーズ「失礼します」

そう言って、親友にして大将軍のヴィアーズが瞑想室を開けた。何かの報告に来たのだろ
う。普段はくだけた物言いだが、公務中は最高司令官に対する口調で話していた。

ピエット「何かね、将軍?」
ヴィアーズ「艦隊は光速を脱しました。コムスキャンがヤヴィン星系の第3惑星にエネルギ
        ー・フィールドで守られているエリアを…」
(プシューと音を立てて扉が閉まる)
ヴィアーズ「あっ…」
(扉が開く)
ヴィアーズ「コムスキャンが…」
(扉が閉まる)
ヴィアーズ「…」
(この間五回ほど開けたり閉めたり)
ピエット「…」
ヴィアーズ「…」
ピエット「…どうした?」
ヴィアーズ「コムスキャンが…」
(扉が閉まる)
ピエット「やあ、冗談冗談w で、何かな?」

しかし、彼は将軍からの報告を永遠に聞くことは無かった。この艦と帝国がどうなったのかも
誰も知らない。




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