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チラシの裏 2枚目
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アインヘルヤルも4体が倒された。
そんな時、またもエリアゼロが狙われた。
焼き尽くされるエリア・ゼロの集落。
火を消し、皆を避難させるゼロ。
集落の最奥部で彼はマントを外したクラフトと遭遇する。
(クラフトは…MGS3のスネークみたいなイメージです。迷彩ゴツ兵士。)
彼は誰かを探している様子だった。
「手短に済ませよう」
そう言う彼はゼロに勝てるはずもなく、すぐに敗れる。
「技にキレがないな。何を迷っている?」
ゼロに言われ動揺を隠せないクラフト。だがその理由はすぐにわかった。
一人姿を消していたネージュが彼らの前に現れたのだ。
探していたのはネージュらしいクラフトは、彼女を攫うと
すぐにどこかへ消えていった。
一体何が目的なのか。ゼロには解らなかった。
だがそれ以上に、キャラバンのメンバーのこの状況に対しての反応が疑問だった。
ネージュを助け出そうという気がまるでないのだ。
そう、彼らはネオアルカディア内での生活でも、ネオアルカディアから外に出ての生活でも
さまざまなものを恐れたり嫌っていたのだ。
ネージュが攫われても自分の身も危険に晒されると思うと手が出せない。
ネージュというリーダーなしでは団結して行動を起こそうという気もしない。
ゼロが現れても厄介ごとに巻き込まれたくないから煙たがる。
「…そんな様子ではお前達もネオアルカディア内で
バイルの言いなりになっている者達と変わらんな
アイツは俺一人でも助けに行く。」
そして、ゼロのその言葉に目を覚ましたメンバーは、恐る恐る、
ゼロにネージュを助け出してくれと頼んだ。
恐れていても、ゼロ達を嫌っていても、
ネージュが大切なのはメンバーは皆同じだったのだ。
ゼロはオペレーターから断定された、
ネオアルカディアが隠していた監獄へと侵入を試みる。
待ち受けていた、封印されたメカニロイドも破壊し、
彼はネージュのいる牢獄へと到達する。
だがネージュも考え方としてはメンバーと同じだった。
内心ゼロ達は信じられない。
何故戦いをしたいと思うのか。あなた達がエックスを倒したりしたから
今世の中はこんなことになっているのだと。
それに対しゼロは、自分は確かに戦うことしかできないが
信じる者達のために戦っているのだと。
ネージュはただ黙っていた。
そしてそこでの彼女の話から、彼女とクラフトの関係が明らかになる。
クラフトとネージュは、ネージュがジャーナリスト時代の恋仲で、
クラフトはネージュを避難させるためアインヘルヤルについたのだという。
そこに現れたバイルとクラフト。
クラフトはネージュに、バイルの所へ戻るよう説得しに来たのだ。
「さぁどちらを選ぶのかね?命の危険も顧みずキャラバン生活を続けるか。
クラフトと共に戻るか。まぁワシはどちらでも構わんのだがね?」
笑い声をあげるバイル。
だがネージュの答えはもちろん決まっていた。
ネージュは閃光弾でバイル達の目をくらまし、
ゼロの剣で破壊した床から抜け出し、監獄からの脱出に成功した。
キャラバンに戻り、メンバーに出迎えられるネージュを見届けた後、
ゼロは再びアインヘルヤルとの戦いに赴く。
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