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チラシの裏 2枚目
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「お言葉ですがエックス様。あのような男を認めていいものでしょうか」
「ギギギッ…確カに彼の起コシたこトハ許サレるもノデはなイ…
だガ彼の追放は正式な手続キヲ踏マずに実行さレタ…
もウそロソろ彼ヲ許シテやっテモいいンジャナいか?」
ネオアルカディアの玉座にて。
コピーエックスはハルピュイアと、バイルについて話していた。
世界を荒廃させた戦争を起こした張本人が
ネオアルカディアの幹部となっていいのかと。
「人のいないところで陰口ですか…
四天王ともあろう方が落ちぶれたものですな」
現れたバイルは言う。
不信感を露にするハルピュイアに向かいエックスは言う。
「イつマデ幹部気取リだ?ハルピュイア。
レジスタンスの侵入ヲ幾度も防グこトもでキナイ
君らノ無能ぶリニは呆れタヨ…モウ君達にハ幹部かラ降リテもラウ」
コピーエックスはこともあろうに、
四天王のリストラとバイルに軍を任せることを決定したのである。
そしてその直後、一つの知らせが入る。
ダークエルフがネオアルカディアの居住区に出現したというのだ。
これを聞いたコピーエックスはバイルと共に、
恐るべき決断を下す。
オメガを搭載したミサイルをダークエルフのいる居住区に向け
発射するというのだ。それを聞いたゼロは、
ミサイル基地に乗り込み、それを停止させることにした。
そして、最悪の状況に終わった。
ミサイルは発射され、居住区に着弾、辺りは死の世界。
ゼロはミサイルと共に地上へ衝突、戦闘不能。
そしてオメガはダークエルフを取り込んでしまう。
ダークエルフ争奪戦の結果はネオアルカディアの勝利に終わった。
ダークエルフを取り込み、更なる力を手に入れたオメガ。
「これが…これが貴様らの正義だというのかぁ!
バイルーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
人間のために戦ってきたハルピュイアにとっても
この状況は最悪なものに違いない。
彼はオメガに向けて以前のように電撃を見舞う。
だがそれは全て硬い金属音と共に跳ね返される。
そして以前とは比べ物にならない攻撃の雨で瞬く間に
ハルピュイアは力尽きた。
ゼロともどもレジスタンスベースへと転送された彼は
すぐに救護室へ運ばれた。
一体ネオアルカディアはどうなってしまったのか。
少なくとも人間の理想郷ではなかったのか。
思わず目を疑ってしまうシエルの元に、コピーエックスからの通信が入る。
彼らは交渉を持ちかけてきた。
オメガとシステマ・シエルを組み合わせることで
更なる力が得られることが解ったのでシステマシエルを渡して欲しいというもの。
そうすれば戦いはすぐに終わると。
シエルにはそんなものが信じられるわけが無かった。
「今のあなたたちは…信用できません。」
シエルは自分の決断の重みに躊躇いながらも答えた。
するとコピーエックスの態度は豹変した。
「ソウか…コれガ君達の回答カ…
…いイダロウ、こレマではシエル、僕ヲ作ッタ人間ノ君が居タカら
手加減ヲしテイタガ…もウ許しハシナイ!
無限ノエネルギーを独占シ
ゼロとイウ驚異的ナ戦闘力モ保有しテイル…
オ前達ハ単なル、イレギュラーダ!」
するとエックスからの通信は途切れ、
変わってオペレーターから、レジスタンスベースへ向けた
3つの強行部隊の反応があることを聞く。
ネオアルカディアとの全面的な戦いが始まった。
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