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チラシの裏 2枚目

23ロックマンX8 ED:2007/09/19(水) 18:01:18
最後の戦いの地、月面のシグマパレス。
VAVAとの決着もつけ、
彼らは新世代の王シグマのいる玉座の間へたどり着いた。
幾度もの戦いで死を繰り返し、その度に変異を繰り返した、
炭のような姿になったシグマの口からは驚くべき事実が語られる。

ヤコブ計画自体が自らの手の内だったのだと。
そしてその計画によって作られた新世代型レプリロイドのコピーチップには
全て自分のDNAが記載されている、いわば自分の息子同然なのだと。

そして話は終わり、
新世代を従え新しい世界の王になるのは自分だと吼えるシグマとの戦いになる。
だが何度もの戦いを経て、神業がかった技の数々も、
同じく戦いに勝ってきたエックス達の前に敗れ、
シグマは独特の濃い叫び声をあげて鉄クズになった。

…何かを忘れているような。
そんな気がしたエックス達の前に
人質が現れる。ルミネだ。
だが彼は不敵な笑みを浮かべ、こちらに近づいてくる。
不信感を抱いたアクセルが問いかける。
シグマにつかまって利用されていたんじゃなかったのかと。
「利用?違いますね
 彼はただ役目を果たしただけです。
 私達新世代型を目覚めさせるという役目をね」

新世代型のDNAデータを組み合わせて能力を得る
ルミネは強敵だった。
だが彼もやはりエックス達の前には歯が立たず、一度膝をつく。
が、すぐに立ち上がり話し始める。

お前もイレギュラーなのかと問うエックスに、
自分達新世代はイレギュラーではないと話すルミネ。
そしてシグマもまた、狂っていたわけではないと。

「私達は…自らの意志で、あなたがたの旧世界に戦いを挑むことができる。
 あなたがたに解るように言えば…
 私達は、自らの意志でイレギュラーになれるのです。
 どうですエックス?私達が撃てますか。
 所詮は人の道具に過ぎない、古い世代のあなた方が
 意志を持ち、進化した私達に何ができると。
 アハハ、アハハハハハ!
 世界は変わったのです!新しい生命が古い生命に取って代わるのは
 自然の摂理です!おとなしく、滅んでおしまいなさい!」
勝利を確信し、高笑いをするルミネ。
かつてライト博士がエックスを作る時に危惧していた無限の危険性。
ここに、ロボット三原則は完全に破られてしまったのだ。
迷うエックス。
だがそんなルミネの肩にアクセルの銃弾が当たる。
「エックス。迷うことないよ こいつは悪い奴だ。敵だよ」
その言葉に我に返ったエックスは、
滅べといわれておとなしく滅んでやるつもりはないというゼロと共に
ルミネにバスターを向ける。
そしてルミネも真の姿を現す。

激しい戦いの末、ルミネはとうとう倒れた。
自分を倒しても新世代が時代を変えることは変わらないというような
ことを残し、事切れた。

と思われたが、彼に近づいたアクセルに突然、
ルミネの体内からあふれ出した謎の触手が襲い掛かる。
アクセルは頭部を損傷したが、ゼロが触手を切断、
エックスがルミネの体を撃ち、今度こそルミネは最期を迎え、
エイリアには任務達成と無事を報告した。

帰りの軌道エレベーターの内部で、
ルミネの言ったことが頭から離れないエックス。
そんなエックスに、ゼロは言う。
「皆がシグマのようになるのが進化などであってたまるか。
 それになエックス。例えその進化の時とやらが来たとしても…
 俺達は戦わなきゃならねえんだ。 その運命って奴と」
エックスはただ、黙っているだけだった。




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