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レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
●事情によりこちらでSSを投下するスレ 4●
1
:
tun
:2011/08/11(木) 01:48:49 ID:???
プロバイダー規制や本スレの空気などでSSを投下できない人が、
本スレの代わりにこっちでSSを投下するスレ。
sageるとIDが???になるので恥ずかしい人にはお勧め。
220
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/23(水) 21:28:50 ID:VoPSYPf.
♡ I LOVE YOU ♡
221
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/23(水) 21:29:25 ID:VoPSYPf.
おわり
ほのぼの書こうとしてたのになんなんだ一体
222
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/23(水) 21:48:38 ID:???
ひょひょひょええええええええええええ
223
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/24(木) 00:49:38 ID:???
GJ
224
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/24(木) 00:54:34 ID:???
いい兄妹じゃないか
GJ
225
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/24(木) 02:50:54 ID:???
ニヤニヤするのと同時に目から汗が
ちくしょう、ちなみん可愛いよう
226
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/30(水) 22:34:56 ID:???
また長くなったー
本スレも落ちてるしこっちに投下
「ただいまー……」 ソロー
「自宅に帰るのにこそこそしおって、何か疚しいことでもあるんかのう?」
「ま、纏……待っててくれたのか?」
「ふん、たまたま目が醒めてしまっただけじゃ」
「ごめんな、部下がデカい失敗して、最近はその後始末で忙しいんだ。多分あと一週間ぐらいはこんぐらいの時間になると思う」
「別に聞いてもおらん言い訳をベラベラと。別にお主がいつ帰ってくるかなんぞ儂には関係ないわ」
「そ、そうか…………悪いけどもう寝るよ。明日も早く出ないといけないから」
「……夕飯はどうするんじゃ」
「あ、ごめん。それも外で食って来たんだ」
「ふん、そうか。ならさっさと寝ろ。明日早くから起こすのも面倒じゃからな」
「そうするよ。おやすみ」
「……おやすみ」
227
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/30(水) 22:35:20 ID:VLZRr3oQ
〜〜翌朝〜〜
「ん…………もうこんな時間か……お弁当と朝食の用意を……ん?」
おはよう
ご飯の用意はしておきました
昼は適当に外で食べるから気にすんな
今日も遅くなるから晩飯も先に食べてていいし
わざわざ起きて待ってなくてもいいからな
いってきます
(タカシ)
「…………ふん」
「ご飯どころか、洗濯もしてあるとは、殊勝な心掛けじゃな」
「アイロンも自分でかけられるようになるとは、儂の教育の成果じゃの」
「…………」
「…………ふん」
228
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/30(水) 22:35:46 ID:VLZRr3oQ
〜〜夜〜〜
「…………」
「…………」
「…………」
「ただいまー……」
「……遅いぞ、うつけ」
「あれ、待ってなくてもいいってかいておいたのに……」
「主人の帰りを待つのは嫁の勤めじゃ。それにお主に『旦那の帰りも待てない駄目女』などと噂を立てられてはたまらんしの」
「そんなことしねーよ。ほら、もう寝ようぜ。今日もくったくただからさ」
「風呂には入らんのか」
「ああ、朝にでもシャワー浴びるから大丈夫。もう眠いしさ」
「…………ふん」
229
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/30(水) 22:36:14 ID:???
〜〜早朝〜〜
「…………」
今日は昨日よりもっと遅くなりそうだから待ってなくていいぞ
昼も晩飯も適当に食うから心配すんな
(タカシ)
「…………」
「朝ご飯も、の間違いじゃろうが……」
「洗濯も、ついでに風呂まで洗って行きおったな……」
「…………ふん」
230
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/30(水) 22:36:43 ID:VLZRr3oQ
〜〜夜〜〜
「ただいま……」
「…………」
「はぁ……待ってなくていいってば」
「……うるさい」
「仕事のことでお前に迷惑かけたくないんだよ。わかるだろ?」
「…………」
「はぁ……ごめん、もう寝よう」
「…………朝……」
「ん?」
「朝、明日は何時じゃ」
「あー……明日はそんなに早くないから大丈夫だ」
「何時じゃ」
「……えっと、まあ六時半ぐらいに出る感じかな」
「……そうか」
「じゃ、寝るか」
「…………そうじゃな」
231
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/30(水) 22:37:24 ID:VLZRr3oQ
〜〜早朝〜〜
「…………」
「こんなもんか……ってあれ、もう起きたのか?」
「……まだ五時じゃぞ」
「ん、ちょっとやること思い出しただけだ。もう少し寝ててもいいぞ」
「…………お主は、そんなに儂が……、…………」
「ん?」
「……もういい、行かねばならんのじゃろう。はよう行け」
「おう、わかった。じゃ、行って来ます」
「…………待て。今日は何時に帰ってくる?」
「ん? え、あー…………わからん、帰ってこないってこともあるかもしれないから、本当に無理して待ってなくても良いからな」
「…………そうか」
「ん、じゃ、いってくる」 バタン
「…………」
「…………」
「……なんで……」
232
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/30(水) 22:38:12 ID:VLZRr3oQ
〜〜夜〜〜
「……はぁ……」
「…………」
「だからさ、ホントに大丈夫だから、待ってなくても。お前みたいな良い嫁さんにケチつけるやつなんていないから」
「…………」
「な? だからさ、明日からは無理して待ってないで先に寝ててくれ」
「……無理などしておらん」
「してるよ。そんなにつかれた顔して、無理してないように全然見えないよ」
「儂は…………無理など……しておらん」
「……わかった。ほら、いいからもう寝よう。な?」
「…………そうじゃな」
233
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/30(水) 22:38:32 ID:VLZRr3oQ
〜〜早朝〜〜
「…………」
行って来ます
多分帰れないから戸締りしっかりな
(タカシ)
「…………まだ五時にもなっとらんのに……」
「…………」
「……無理してるのはどっちじゃ…………バカタレ」
234
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/30(水) 22:38:52 ID:VLZRr3oQ
〜〜夜〜〜
「……ただいま……」
「はぁ……今日は流石に先に寝たか……」
「取り敢えず麦茶でも……」 ガチャ
「……これ……夕飯か? わざわざ作って……しかも二人分残ってるし……」
「…………ふむ」
235
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/30(水) 22:39:37 ID:VLZRr3oQ
〜〜早朝〜〜
「ん………………、……!」 ガバッ
「タカっ……!」 ガチャ
「…………」
行って来ます
晩飯うまかったよ
ごめんな
(タカシ)
「…………っ……」
「…………ばか……」 グスッ
236
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/30(水) 22:40:01 ID:VLZRr3oQ
〜〜夜〜〜
「…………」
「…………」
「……遅いのう……」
「…………」
「…………」 カクッ
「っ! ……いかんいかん」 フルフル
「…………」
「……早く……来てくれ……」
「…………」
「…………寂しい……」
237
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/30(水) 22:40:25 ID:VLZRr3oQ
〜〜深夜〜〜
「…………」
「すぅ…………すぅ…………」
「……待ってなくていいって言ったのに……」 ナデナデ
「ん…………すぅ…………」
「ごめんな……」
238
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/30(水) 22:40:47 ID:VLZRr3oQ
〜〜朝〜〜
「ん……」 パチ
「……? 玄関でタカシを待っていたはず……」 キョロキョロ
「…………」
無理すんなって言ったろ
風邪引くぞ
多分今日で一段落するから
晩飯作っておいてくれ
(タカシ)
「……!」
「…………ふ、ふん。しょうのない亭主じゃ。仕方ないから作ってやるとするかの」
「さて、久々に買い物でもいくとするかのう……」
239
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/30(水) 22:41:09 ID:VLZRr3oQ
〜〜夜〜〜
「……つ、つくりずぎたかの……」
「…………」
「ま、まあ良かろう。ウチの亭主は食いしん坊じゃからな。このぐらいペロリと……」
prrrrrr
「なんじゃ? 電話? ……もしもし……あっ、た、タカシか? きょ、今日は何時ごろ」
『ホントにごめん……トラブルがあった先の重役の人に偉い気に入られて……食事に誘われたんだ……』
「は…………は?」
『ホントに悪い……埋め合わせは絶対するから! な? せっかく関係修復したのに下手なことでまた悪化させたら困るからさ……ごめん! ホントに!』
「で、でも…………晩ご飯……」
『ごめんっ! 呼ばれてるからもう切るぞ! ごめんな!』
ブツッ
「…………」
「…………」
「…………」
240
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/30(水) 22:41:29 ID:VLZRr3oQ
〜〜深夜〜〜
「ふぃー……ただい、ま……」
「…………」
「な、こ、これ……晩飯?」
「……そうじゃ」
「あの、だからさ、出先で食べるって電話……」
「お主が……お主が作ってくれと言ったんじゃ」
「ごめん……でも……こんなに食えねぇよ」
「そうじゃろうな……知っておる」
「な、ならなんで……」
「…………」
「ほ、ホントにごめん……でもさ、ほ、ほら! お前が前欲しいって言ってたぬいぐるみ! 買ってきたからさ、これで機嫌直してく」
「っ!」
ばしぃっ!!
「いっ…………!? な……」
「……わからんか……そうじゃろう……なぜ儂が怒っているか……わからんじゃろうな」
241
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/30(水) 22:41:59 ID:VLZRr3oQ
「だ、だから……約束すっぽかしたから……」
「このうつけが!」
「…………」
「儂が…………儂がどんな思いで……この数日過ごしたと思う……! 無理して働く夫の手伝いをすることもできず……愛する者と触れ合うこともできず……儂が…………
儂がどんなに苦しかったか……! お主にはわかるまい! このうつけ! うつけ! うつけ!!」
「ぁ…………」
「それを……それを……やっと帰ってきたと思えば……ぬいぐるみ……? 儂が欲しがってた……? そんなもの儂は欲しくない!儂が本当に欲しいものがなんだか知りもしないで! 理解しようとも!
考えようともせずに! 女ならプレゼントに釣られてあっさり許すとでも思ったか! このたわけが!」
「…………」
「儂が……どれだけ寂しかったか……虚しかったか……! 何も無かった……何も出来なかった……お主がいないだけで……お主と触れ合えないだけでこんなに……こんなにも……」
「…………」
「そんなもので儂が満たされると思ったか……馬鹿者…………お主でなければ……駄目なんじゃ……お主がいなければ……儂は……儂は…………死んでしまうぞ……ばか……」
「……ごめん」
「……許さんわバカタレ……ばか……ばか……」 グスッ
「…………」 ギュ
「ぅっ…………ぅ……ぅう…………」 グスグス
「ごめんな……お前の気持ち、考えてやれなくて……」 ギュー
242
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/30(水) 22:42:34 ID:???
「………………」 グスッ
「どうしたら許してくれる……? なんでもするから……一番大事なのは……纏だからさ」 ナデナデ
「…………明日から一週間休みを取れ」
「……わかった、一週間で良いんだな?」
「そしてずっと儂といて、儂の頼みを何でも聞くんじゃぞ。わかったか?」
「わかった」
「ではまず始めに、あれを全て食べろ」
「え」
「なんじゃ、許して欲しくないのか?」
「いやさすがに今あの量は……」
「そうか……では捨てるしか無いのぅ……せっかく愛する夫のために、腕によりをかけて作ったんじゃがの……食べる者がいないのならそれはもう料理では無いのと同じじゃし……はぁ……捨てるしかないのか」
「わ、わかった! 食べる! 美味しく食べさせていただきます!」
「それで良い。きちんと感想も聞くから、存分に味わって食すように」
「わ、わかった……」
「ふん、まだ許したわけではないんじゃから、勘違いするなよ?」
「わかってるさ……愛してるぞ、纏」
「…………ふん……///」
243
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/30(水) 22:43:15 ID:???
おわりー
なんかいっぱい書いてると思ったけど文字数的にはそうでもなかった
244
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/11/30(水) 22:45:14 ID:???
ぐううううううじょぶ!
可愛いー
さぁ一週間のデレデレを書くんじゃ!
245
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/01(木) 00:35:44 ID:???
GJです
翌日からの一週間はどんな風に過ごしたのか気なるな〜
246
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/01(木) 00:38:28 ID:???
>>242
なんという嫁だ
これは人生を賭けて幸せにせざるを得ない
247
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/01(木) 06:49:47 ID:???
>>242
乙ですGJです
まつりさんは何だかんだで一生懸命尽くしてくれるいい嫁だ
248
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/01(木) 13:46:54 ID:???
まつりん可愛すぎるし言い嫁すぎるよおおおおおおおお
249
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/11(日) 03:48:48 ID:???
『寒い』
「……」
『寒い寒いさむーい!』
「……お前なんでついてきたんだよ」
『あによ、一人さびしく天体観測なんて可哀想に思って付いてきてやったのにその言い草ー』
「別に俺一人でいいって言ったろうに……」
『むぅー、ありがとうぐらい言いなさいってのよもう! ……ああ、さむっ』
「はぁ、まったく……ほら」グイッ
『えっ……わひゃっ』マフッ
「こうして一緒に羽織れば寒くないだろ」
『あ、うぅ、でも、その……』
「大丈夫だよ、月しか見てねえし、その月ももう隠れる」
『なっ、なにかっこつけてんのよ……ばっかじゃない……』ギュゥ
「ははは……。……ありがとうな、わざわざ付き合ってくれて」
『……ん』マフマフ
夜の静かな時間に二人きりってさぞロマンチックなんだろうなという脳汁だ止まらなかった
書いたはいいがスレが落ちたのですまんがここで供養させてもらう
250
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/11(日) 12:38:50 ID:???
まさに
月が綺麗ですね
だな
251
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/11(日) 13:30:57 ID:???
>>249
可愛い
GJ!!
252
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/11(日) 17:42:17 ID:???
>>249
こういう雰囲気いいなあ…GJ!
253
:
老成嫁と一週間
:2011/12/12(月) 01:08:01 ID:5JjDN8AM
なんか書ける気がしたから書いた
いくよ!
254
:
老成嫁と一週間
:2011/12/12(月) 01:08:47 ID:5JjDN8AM
一日目
ピピピピピピピ
「んぁ……今何時…………って、まだ3時じゃん……最近この時間が普通だったからなぁ……」
「流石に纏も起きてないだろうし……寝るか」
〜8:00〜
「…………ぅ」
「…………」 スヤスヤ
「ん…………?」
「…………」 スヤスヤ
「……? なんで纏がここに……?」
「…………ん……ふ……えへへ」 ニヘラ
「…………」
「ぅん…………」 ムニャムニャ
「…………」 ナデナデ
255
:
老成嫁と一週間
:2011/12/12(月) 01:09:33 ID:???
〜11:00〜
「ふぁ……?」 パチクリ
「ん、起きた?」 ナデナデ
「ん……あれ……? 仕事……」 ペタペタ
「休むって言ったろ? これから一週間ずっと一緒だぞ」 ナデナデ
「そうか……うん……良いコトじゃ……」 ギュウ
「うん、そうだな」 ナデナデ
「…………ん? ……あれ、今何時じゃ?
」
「11時過ぎ」
「!? なんじゃあ!?」 ガバッ
「おう!?」
「馬鹿者! 何故起こさんのじゃ!」 ワタワタ
「いや、今日は家でゆっくりする予定なのかなと……」
「そんなわけあるかもったいない! 儂の完璧な計画が初日でグダグダじゃ!」
「ん? もったいないってなにが?」
「たった一週間しか一緒におれんというのに初日で昼近くまで寝るなど……はっ!」
「ん?」 ニヤニヤ
「んんっ! ごほん! ……今のは違うぞ? 一週間しかこき使えないと言おうとしたんじゃ」
「へー」 ニヤニヤ
「ニヤニヤするな! さっさと着替えろ!」 ベシッ
「あだっ! どっか行くのか?」
「もちろん、こき使うと言ったじゃろう? ショッピングじゃ!」
256
:
老成嫁と一週間
:2011/12/12(月) 01:10:18 ID:5JjDN8AM
〜12:40〜
「どうじゃ? 似合うかの?」
「うん、白い着物もやっぱ似合うな。綺麗な黒い髪がよく映える」
「そうじゃろうそうじゃろう」 フフン
「成人式用ですか? だいぶお気が早いですね〜」 ←店員
「ん? え? あ、いえ、こいつは」
「誰が成人式じゃ! 儂は2○じゃぞ!」
「ぅえっ!? うそっ! あ、いえ! も申し訳ありません!」
「ふん!」
「まあそう怒るなって、纏がそれだけ若くて綺麗ってコトだろ?」
「……ふん……! ///」
「(なんか惚気始まった……)」
257
:
老成嫁と一週間
:2011/12/12(月) 01:11:09 ID:5JjDN8AM
〜13:30〜
「思ったよりずっと美味いなこの店」
「そうじゃな」 モグモグ
「ほれ、こっちも美味いぞ」
「んむ……しかし、こんな洒落た店、いつの間に見つけたんじゃ?」 モグモグ
「ん〜昨日までここら辺ぐるぐるあっちいったりこっちいったりしてたから、そん時に見つけたんだよ」
「ふーん……」 モグモグ
「纏も気に入ってくれたみたいだし、忙しいのも悪いコトばっかりじゃなかったかな、なーんて」
「……」 ギリギリギリギリギリギリギリ
「いでででででで!! ごめん!ごめん! そんなコトなかった! ごめん!」
「ふん……反省が足りんようじゃの?」
「ごめん、無神経だった、ホントにゴメンなさい」
「これは儂をほったらかしにした埋め合わせじゃぞ? まだ許していないというコトを忘れるな」
「肝に命じておきます」
「宜しい。では、そろそろ帰るかの」
「あれ? まだ着物しか買ってないけど、良いのか?」
「本当はもうちょっといろいろあったんじゃがの、ま、本来この時間には家に帰る予定じゃったし、明日や明後日に回しても問題ないじゃろうて」
「そっか、じゃ、帰るか?」
「うむ」
258
:
老成嫁と一週間
:2011/12/12(月) 01:12:01 ID:5JjDN8AM
〜14:40〜
「ふう、で、家でなにするんだ?」
「暫し待っておれ、準備をしてくる」
「わかった」
259
:
老成嫁と一週間
:2011/12/12(月) 01:12:34 ID:???
〜15:20〜
「待たせたの」
「おう、って、それさっき買ったやつじゃん」
「そうじゃ。どうじゃ? 赤も似合うじゃろう」
「うん。可愛い」
「ふぉっ///……ごほん、それではほれ」 ポンポン
「ん? え? 膝枕?」
「お主、耳掃除だいぶサボっておったろう」
「う……じ、時間無くて」
「わかっておる、だからほれ、儂がしてやると言うておる」
「……まじ?」
「マジもマジ大マジじゃ。ほれはよう」
「じゃ、じゃあ失礼して……」 ポスッ
「ふむ、やっぱり溜まっておるのう」 クリクリ
「ん……そうだな……」
「……ほれ、こんなに大きいのが取れたぞ」 クリクリ
「うわ……すげー」
「ふふ……こんなデカい図体しておいて……耳掃除も出来んのか?」 クリクリ
「返す言葉もないな……ていうか、纏耳かきうますぎ」
「そうか? いつも通りじゃろうが」 クリクリ
「うん……いつも上手いよ……眠くなっちまう」
「そうか……ほれ、反対じゃ」 ペチ
「んー……」 ゴロン
「んー、こっちもいっぱいじゃのう」 クリクリ
「……ん……ごめん、寝ていい?」
「仕方がない旦那様じゃのう。終わったら起こすから、それまで寝ておれ」 クリクリ
「ん……さんきゅ……」
「うむ」 クリクリ
260
:
老成嫁と一週間
:2011/12/12(月) 01:13:09 ID:5JjDN8AM
〜16:20〜
「ん……ふっ…………」 グチュグチュ
「にゃあ!?」 ゾクゾクゾク
「ん、起きたか?」 チュポッ
「な、纏今なにした!?」 ガバッ
「お主がなかなか起きぬから、ちょっと悪戯をの」 ニヤッ
「耳! 耳の中口で犯したろ! めっちゃびびったぞ!」
「お、犯すとはなんじゃ! そんな破廉恥なコトはしておらん!///」
「いやかなりいやらしい舐め方だったぞ! 勃起しちまっただろ!」
「ぼっ……!? なっ!? こ、この変態が! こんな時間になにを言っておる!///」 ベチベチ
「くっ、鎮まれ俺のグングニル……!」
「〜〜〜っ!/// そ、そんなことよりほれ! 夕飯の買い物に行くぞ!」
「え、あ、もうそんな時間か。結構寝ちまったんだな」
「全くじゃ、人の膝でぐーすかと気持ち良さそうに寝おって」
「ごめんごめん。じゃあほら、行こうぜ」
261
:
老成嫁と一週間
:2011/12/12(月) 01:13:49 ID:5JjDN8AM
〜18:40〜
「いただきまーす」
「頂きます」
「しかし、肉じゃがに味噌汁に塩ジャケに白米とは、随分スタンダードな和食卓だな」 モグモグ
「ふん……夕べいろいろ作りすぎたからの。同じメニューは一週間は続けないのが儂の主義じゃからな」 モグモグ
「ぁ…………その、ご、ごめ」
ばんっ!!
「!?」
「……結婚前に儂は言ったな。『食卓は明るく楽しくあるべきじゃ』と。それだけは何がなんでも守れと」
「あ、ああ」
「ならば……今言うべきことはなんじゃ?」
「ぁ…………うん、今日も美味いよ。ありがとう」
「それで良い」 ズズッ
「うん、好きだよ」
「っ!?」 ブホッ!
「ああっ!? ま、纏!?」
「けほっ……げはっ……! な、なにをいきなり! いいだすっ! げほ……言い出すんじゃ!」
「い、いや、言うべきことって言うから……」
「さ、さっきのありがとうまででよい! い、いきなり、す……スキ……とか、言われたら心臓に悪いじゃろうが!」
「わ、悪い」
「全く……全く……!」 モグモグ
「あ、ところで、明日はどこに行くんだ?」 モグモグ
「む、そうじゃな、取り敢えず……映画でも見に行こうかと思っておる」 モグモグ
「へー、なんか気になるやつでもあるのか?」 モグモグ
「それは……秘密じゃ」 モグモグ
「? そうか」
262
:
老成嫁と一週間
:2011/12/12(月) 01:14:11 ID:5JjDN8AM
〜21:50〜
「今日の予定は一応終わりじゃが、何かする予定はあるかの?」
「んー、風呂にも入ったし、あとは明日に備えて寝るぐらいかなぁ……」
「そうか、では、寝るとしようかの」 トテトテ
「ん? あれ、そっちは俺のベッド……」
「…………///」 モジモジ
「えっと……」
「……言わせる気か?///」 モジモジ
「え、それって……」
「は…………はようせんか///」 モジモジ
「まっ……纏ぃーー!!」 ガバ
「ひゃあっ!? ちょ、い、いきなりなにするんじゃぁ!!」 ドゲシッ
「ぐぁっ!? な、だって……え、エッチしようってことじゃ無いの?」
「えっ……な、ば、ばか! 儂はただ、い、一緒に寝たいだけじゃ! 万年発情のお主と一緒にするでない!」
「な、なんだそうか…………うん、じゃ、じゃあ寝るか?」
「いや、やっぱり辞める。寝込みを襲われてはかなわんからの」
「さ、さいですか……」 トホホ
「…………じゃあ、お休みなさい」
「うん……お休み」
一日目終了
263
:
老成嫁と一週間
:2011/12/12(月) 01:14:44 ID:5JjDN8AM
今気づいた
これ、一週間分書くのか俺?
264
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/12(月) 01:21:41 ID:???
>>263
時間かかってもいいから書いてくれ!
ここまででやめるとか生殺しもいいとこだ!全裸で待ってるから!頼むぞ!
265
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/12(月) 02:09:26 ID:???
>>263
こんな所で老成嫁ツンデレとの幸せワールドが見れるとは
まあ、一週間分頑張れwwwwwwwww
266
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/12(月) 12:20:38 ID:???
>>263
まだ1日目だったのかww
あと6日分もよろしくお願いします
267
:
1/3
:2011/12/13(火) 22:05:33 ID:???
【ナコにチャムチャムを強制したら】
「なんかこの世界にはチャムチャムがいないとか頭おかしいこと抜かしやがる」
「いきなりナコに変なことを言うなッ!」
登校するなりアフリカっぽいところからの転校生、ナコに能面みたいな顔で言ったら怒られた。
「いやね、聞いてくださいよナコさん。俺は昨日クイーンズゲイトをしてたんですよ」
「全く聞きたくないのに勝手に言わないで欲しいゾ!」
「そしたらね、チャムチャムがでてきまして。BLADE作画のチャムチャムが!」
「鼻息が荒い! 怖いゾ!?」
「これはもうどうにかしないといけないと思い、こんなのを作ってきたのでつけろ」
「にゃ? ……なンだ、これ」
「つけ耳&つけしっぽ」
「どしてナコがこンなのつけなきゃいけない!?」
「かあいいよ?」
「知ンないゾ! ナコはこンなの絶対につけないかンな!」
「つけない場合、今日からお前のことをチャムチャムだと言い張る。周囲にも強要する。そのうち言ってる俺が『実はこいつはマジでチャムチャムではないのか?』と自ら思い込んでしまい、最終的に非合法な手段で結婚する」
「言ッてる意味がよく分かンない! でもなンか怖いゾッ!」
半泣きなので、マジなのだろう。
「それが嫌ならつけてください。土下座? 日常茶飯事だ、任せろ」
「頼ンでないゾ!」
人が折角床に額をこすりつけてるというのに、まるで心動かされていない様子。くそぅ。
「とにかく、つけてください。そうすればナコの女力もうなぎ上りですから」
「に? ……うなぎのぼり? なンだそれ?」
妙なところに食いついた。だが、それを逃すほど馬鹿ではない。
「うなぎが食い放題になることだ」
「ほンとうかッ!?」
周囲の「またナコちゃん騙されてる」という囁き声にも気づかず、ナコは目をきんらきんらさせた。
「分かッた。つける。ナコはその変なのつけて、うなぎのぼりになるゾ!」
「おおっ、それでこそナコ!」
そんなわけで、手早くミミとしっぽをナコに装着する。
「うに……ど、どだ? 変じゃないか? ……変だろ?」
268
:
2/3
:2011/12/13(火) 22:06:03 ID:???
「大変可愛いですね!!!!!」
「にゃああああ!?」
ミミとしっぽをつけたナコは衣装を除けばほぼチャムチャムだったので、俺のチャム熱が大変なことになり、抱っこ&頬擦りをしちゃう始末。
「そりゃべこぼこにされますよ」
地面に倒れ伏したまま誰に言うでもなく呟く。ぷしゅー。
「い、いきなり抱きついたりするからだ、ばかッ! えッち!」
「いやはや、すいません。にしても、死ぬほど可愛いですね」
「うに……お、オマエなンかに褒められても嬉しくないゾ! そ、それより、うなぎのぼりだ!」
「はい?」
「うなぎのぼりだ! オマエ、うなぎ食べほーだいッて言ッてただろ!」
「あ。あー。あれ、嘘」
「にゃああああ!? なンで、なンで!? うなぎは!? でンきうなぎ食べたい!」
「騙されナコはかあいいなあ」(なでなで)
「なでなでなンかより、うなぎ! うーなーぎー!」
「分かった分かった、はいにょろにょろ」
「誰もうなぎのマネしろなンて言ッてないッ! あと、うますぎだゾ!」
俺の隠れた特技、うなぎの物真似がうますぎて周囲の女生徒が明らかに引いてる。
「……よく見たら、オマエ、気持ち悪いな」
しかも、ナコにまで引かれてる始末。ままならぬ。
「あーもー! いーからナコにうなぎ食べさせろ!」
「にょろにょろ」
「それはいーから!」
そういうわけで、近所の入ったこともない鰻屋へ向かい、ネコミミの代償としてナコにうなぎを食べさせる羽目に。
「スーパー高え……」
「もぎゅもぎゅ……にゃー♪ とッてもうまいゾ♪」
満面の笑みでうな重を頬張るナコと、水をすする俺。なんだ、うな重3000円て。俺の昼飯代の10倍て。
「にゃ、もうあンま残ッてない……うー、おかわりしていーか?」
「お前は俺に死ねと言うのか」
「な、何も泣かなくても……あ、オマエも食べたかッたのか?」
「え、いや、ちが」
269
:
3/3
:2011/12/13(火) 22:06:26 ID:???
「そだな。オマエが仕留めたウナギなら、オマエにも食べる権利はトーゼンあるもンな。はい、あーん」
「おぉおおお?」
俺が仕留めたわけでもないウナギが、ナコの拙い箸使いで、俺に向けられている。あーんで!
「うに……は、早く食べろ。この棒、持ちにくいンだ」
「あ、や、その」
「……ナコの食べかけだから、嫌なのか?」
「あーん!!!」
そりゃ神速の勢いで食べますよ。そして何このうなぎ。マジで魚なの? 溶けるんですけど。
「超うめぇぇぇ……」
「にー♪」
俺に賛同するように、笑顔で鳴くナコ。
「おかわりください」
気がつけば、その笑顔につられておかわりを要求するという暴挙に出ているわけで。
「いーのかッ!? オマエ、時々いーやつのフリするよな!」
「流石に泣くぞ」
「にゃー?」
「いや、その鳴くではないですが、大変可愛いので、そうです」(なでなで)
「何がだ!? ていうか、イチイチナコの頭なでるのヤメロ!」
とまあ、このようにナコをなでなでできて幸福でしたのですが、その後も色々あって結果レジで一万五千円も払う羽目に。
「げふー。げふー。ナコは満足だゾ!」
「ふふ。今日から強制バイト生活が始まります」
「よく分かンないけど、がンばれ!」
「ええい、貴様のせいだというのにちっとも悪びれない猫娘め! でもかあいかったからいいや!」(なでなで)
「今はお腹いッぱいだから、なでなでされても怒らないゾ♪」
「ほほう。では、試してみよう」
というわけで小一時間ほどナコを店先でなでまわしたら、流石に怒られた。
「がぶがぶがぶー!」
「ふむ。どちらかと言うと、噛むより舐めまわされる方が好みです」
「ひにゃー! いつでも気持ち悪い!」
罰を受けていたのは俺のはずだったが、どうしてナコが涙目になっているのか。
270
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/13(火) 23:38:09 ID:???
ナコかわいすぎるよナコぉぉぉ
あとこいつら鰻食い過ぎだwww
271
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/14(水) 07:53:04 ID:???
>>269
おバカコンビwwwww
GJ!!
272
:
老成嫁と一週間&
◆znXsqb4CPw
:2011/12/15(木) 02:29:12 ID:???
最近本スレが無くて淋しい
いくよ!
273
:
老成嫁と一週間&
◆znXsqb4CPw
:2011/12/15(木) 02:29:40 ID:zDDM7t92
〜8:20〜
「…………」 ジー
「ん……」
「っ!」 ビクッ
「あれ……どうした? こんな至近距離で……」
「よ、よだれが垂れていたから拭ってやろうとしただけじゃ! 勘違いするな!///」 プイッ
「勘違い……?」
「なんでもない! ほれ早く起きろ! 朝ごはんも出来とるぞ!」 ベシベシ
「あだだだ、わかったわかった。今起きるから」
〜9:40〜
映画館前
「思ったより早くついたなぁ」
「そうじゃの」
「あ、近くに雑貨屋あるし、そこで時間潰さないか?」
「雑貨屋か? お主はあそこの臭いが嫌いだとか言って普段は渋るから、他に良いところはないかと今考えておったのじゃが……」
「だって、纏はあそこ好きだろ? 纏のためのデートなんだから、臭いぐらいどうってことないさ。別に我慢出来ないってほどじゃないし」
274
:
老成嫁と一週間&
◆znXsqb4CPw
:2011/12/15(木) 02:30:02 ID:zDDM7t92
「…………ま、お主がそう言うなら別に良いがの」
「じゃあ行こうか」
〜10:30〜
雑貨屋
「ふむ……」 ジー
「なにみてるんだ?」
「た、タカシ!? あ、いやこれは」
「おお、雑貨屋にベビーカーなんてあるんだな……って、なにあわててるんだ?」
「べっ、別に慌ててなどおらん!」
「ま、子供はまだ早いかなー」 ニヤニヤ
「ぬぐっ……///」
「あははは。まあでも、そのうち必要になるし、今のうちに品定めしておくのも良いんじゃないか?」
「う、うるさい! それよりお主もどこへ行っていたんじゃ! 儂をおいてさっさと進んで行きおって!」
「うん、ちょっとな。それよりそろそろ映画始まるし、移動しようか」
「む、そんな時間か……今度はおいて行くなよ」
「はいはい」
275
:
老成嫁と一週間&
◆znXsqb4CPw
:2011/12/15(木) 02:30:23 ID:zDDM7t92
「……なんで儂を凝視するんじゃ」
「人形みたいに綺麗だなって」
「ぬぁっ……!?/////」
「すぐ赤くなるところとかは、すげー可愛いしな」 ナデナデ
「お、お主こんなところで……!/////」 キョロキョロ
「(滅びろ)」←店員
〜17:20〜
帰宅
「随分でかいの買ったなぁ」
「クッション替わりにもなるし、肌触りも良いからの」
「うわ本当だ、モッフモッフだな」 モッフモッフ
「よし、では夕飯を作るから、お主は待っておれ」
「手伝うか?」
「……そんなに気を遣うな。待っておれ」
「ん、わかった」
「…………」
276
:
老成嫁と一週間&
◆znXsqb4CPw
:2011/12/15(木) 02:30:48 ID:???
〜13:20〜
ファミレス
「時代劇はひさしぶりだったけど、やっぱり殺陣はこう、見てて圧巻されるな」 モグモグ
「そうじゃのう。儂の実家は合気道じゃったが、父は剣術家とも試合をしたことがあるらしくての、無論圧勝だったそうじゃが、達人ともなればわからんとも言っておったな」モグモグ
「結婚のお許しをもらいに行ったとき投げ飛ばされ時はかなりびびったよ。合気道って受けだけじゃ無いんだな」 モグモグ
「あれは本来のスタイルではないがのう。父はもともと喧嘩っ早いから、能動的に技をかける鍛錬もしておったのじゃろう」 モグモグ
「それにしても最後は壮絶だったなあ……衝撃的なラストだった」 モグモグ
「愛している者の死のために狂ってしまうとは、望まずに側室にされた女子も可哀想じゃったが、あの男も哀れよの」 モグモグ
「あんな時代が実際にあったんだからすごいよな。今の日本じゃ考えられない」 モグモグ
「ま、おかげで儂はお主とこうして一緒にいrああああ!? い、今のは無しじゃあ!/////」 ブンブン
「いやー照れるなー」 ニヤニヤ
「ぐぅ……今日はなんだか調子が悪いのじゃ……」 プイッ
「で、次はどうする?」
「ん、昨日時間が無くて行けなかったところに行く。とりあえずは……」
277
:
老成嫁と一週間&
◆znXsqb4CPw
:2011/12/15(木) 02:31:10 ID:???
〜13:50〜
ファンシーショップ
「…………」 ジー
「(落ち着かねー)」 ソワソワ
「……ふむぅ……」 ジー
「ん、あ、これとかどうだ?」 ヒョイ
「む? いや、テディベアはもう持っとるからのぅ……」 ジー
「あー……じゃあこれは?」
「ちょっと黙っておれ。今選んでおるところじゃ」 ジー
「さいですか……」
「…………」 ジー
「…………」 ジー
「…………」 ジー
「…………」 ジー
278
:
老成嫁と一週間&
◆znXsqb4CPw
:2011/12/15(木) 02:32:20 ID:???
「……なんで儂を凝視するんじゃ」
「人形みたいに綺麗だなって」
「ぬぁっ……!?/////」
「すぐ赤くなるところとかは、すげー可愛いしな」 ナデナデ
「お、お主こんなところで……!/////」 キョロキョロ
「(滅びろ)」←店員
〜17:20〜
帰宅
「随分でかいの買ったなぁ」
「クッション替わりにもなるし、肌触りも良いからの」
「うわ本当だ、モッフモッフだな」 モッフモッフ
「よし、では夕飯を作るから、お主は待っておれ」
「手伝うか?」
「……そんなに気を遣うな。待っておれ」
「ん、わかった」
「…………」
279
:
老成嫁と一週間&
◆znXsqb4CPw
:2011/12/15(木) 02:32:52 ID:???
>>275
は無しで
280
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/15(木) 02:33:20 ID:???
〜19:30〜
「ごちそうさま、今日も美味かった。ありがとう」
「お粗末さま。さて、風呂を沸かすか」
「ああ、やっといた。洗濯物も畳んでおいたぞ」
「……そうか。ありがとう」
「お礼なんていいよ。いつもは纏がやってくれてるんだし、今週は纏のための休日だからな、遠慮するな。なんでも言ってくれ」
「……っ……。………じゃあ、ちょっとそこに座れ」
「え? ああ」
「違う、ソファではない。床じゃ」
「え」
「いうことを聞くのじゃろう、早くせい」
「お、おう」
「……………」
「……あの、さ。ごめん、なんかまた怒らせたみたいで……」
「なんで怒っておるか、わからんじゃろうな」
281
:
老成嫁と一週間
:2011/12/15(木) 02:34:16 ID:???
「う………うん」
「……怒っておる、儂は……お主のせいじゃ」
「…………」
「…………儂はな、対等でいたいんじゃ」
「…………」
「この一週間の休みは確かに、お主に罪滅ぼしをさせるためにとらせた……しかしの、そもそも、それはどんな罪じゃったかの?」
「ぁ…………」
「お主はさっき言った、『纏のため』じゃと。儂に気を遣って、儂に優しくして、儂のいうことをなんでも聞いてやる。それが儂のためじゃとな」
「…………」
「儂はな……昔からそれが嫌じゃった。嬉しかった。お主の優しさも、気遣いも……しかしな、どこか、お主は儂に気を許していないような気がしていたんじゃ……それが、嫌じゃった」
「…………」
「お主は儂を幸せにするために、耐えて、考える。儂に苦労をかけないために、耐えて、考える。儂を支えるために、耐えて、考える。妻として、女として、それは嬉しいことじゃ。これ以上ないほどに」
「…………」
「では、そんなお主に守られている儂は、お主の苦労も、悲しみも、辛さも、見せてもらったことがあったか? お主は、見せてくれたことがあったか?」
282
:
老成嫁と一週間
:2011/12/15(木) 02:34:36 ID:???
「…………」
「儂はな、幸せになりたかったんじゃ。幸せな女になることが、夢じゃった。優しくて強い夫に寄り添うことが、その幸せじゃと思っておった」
「…………」
「しかし今の儂はの…………お主と、お主と……別府タカシとな……二人で一緒に幸せになりたいんじゃ……!」
「…………」
「楽しさも、喜びも、悲しみも、苦しみも、怒りも、どんな些細なことでも、二人一緒に分け合って、二人で一緒に幸せになりたいんじゃ……それが、儂の幸せじゃ……」
「…………」
「……少し、喋りすぎたの……」
「…………ごめん」
「謝るな。儂が勝手に怒っただけじゃ」
283
:
老成嫁と一週間
:2011/12/15(木) 02:35:04 ID:zDDM7t92
「…………」
「……せっかく、楽しい時間じゃったんじゃがの……昨日も今日も、説教ばかりじゃな……すまぬ」
「纏」ギュ
「…………」
「ごめん。全然わかってなかった。お前のこと。後ろ向きなこと言って、お前を不安にさせるのが、不快にさせるのが嫌だったんだ……でも、お前は、それが逆に……」
「いいんじゃ……儂のことを思ってのことじゃ……儂こそ……今更こんなことを……」
「ごめん……」
「これからは……愚痴ぐらい言ってくれてもいいんじゃからの……?」
「うん……ありがとう、纏」 チュッ
「ん…………これからもよろしくの……旦那様?」
「おう」 ナデナデ
284
:
老成嫁と一週間
:2011/12/15(木) 02:35:52 ID:???
二日目終了
いちゃいちゃ少ないね
なんか最近シリアスになりがち
285
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/15(木) 03:39:17 ID:???
ええよええよ!まつりんかわええ!
本スレ立ってたらそっち投下してもいいんじゃない?最近過疎り気味だしね
286
:
老成嫁と一週間
:2011/12/18(日) 12:35:06 ID:???
最近本スレ立たないけどどうしたん?
287
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/18(日) 15:07:12 ID:???
一応立ってるみたいだけどすぐに落ちる
今日も朝にスレ立ってたみたいだけど1時間後くらいには落ちてた
288
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/18(日) 23:23:54 ID:GWgC1PVU
ちょっと受験勉強しないといけないから保守できないんだよなあ…
かつみんの人とかに任せっぱなしになるのが辛い
289
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/19(月) 00:06:44 ID:???
俺漏れも
やっぱ少なからず住人に今年受験だったり就職する人がいるのも過疎化の原因なのかも
290
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/19(月) 00:48:25 ID:???
>>289
そんなん毎年いるわ
たってるのがわかってれば保守もできるんだけどなぁ
291
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/19(月) 00:51:52 ID:???
俺みたいに保守疲れの人もいるかと
以前は結構きっちりかっちり保守の時間を計ってその通りチェックしてたが、
最近は仕事にかまけているうちに2、3時間見てないとか結構多くなってきたし……
と、これはこっちでする話しじゃないかな
ようやく嫁まつりんをじっくりと堪能できた
続きもwktkして待ってる
292
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/19(月) 19:28:14 ID:GWgC1PVU
後は携帯の規制が多過ぎなのが問題かな
前ほどじゃないけど
293
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/19(月) 23:29:39 ID:???
携帯の規制ってどこ?
294
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/20(火) 00:16:20 ID:sjHfsYUc
auの民である俺涙目
295
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/20(火) 00:50:47 ID:???
「お兄、マンガ読ませてー」
「ん」 カタカタ
「…………」 ペラッ
「…………」 カタカタ
「……お兄、何してんの?」
「ん、ネトゲ」 カタカタ
「またぁ?」
「別にいいだろ……お、レアアイテム」 カタカタ
「…………」 ペラッ
「……あっ?……くっそなんでこんなとこに……」カタカタ
「…………」 パタン
「…………」 カタカタ
「…………」 ボフッ
「……あーくっそ下手くそが……」 カタカタ
「…………」 ゴロゴロ
「…………」 カタカタ
「…………」 ゴロゴロ
「……人のベッドでゴロゴロすんじゃねー」 カタ…
「別にいーじゃん」 ゴロゴロ
「まあいいけど……」 カタカタ
「んー……」 クンクン
「…………」 カタカタ
「くっさー……枕ぐらいちゃんと洗いなよー」 クンクン
「じゃあ嗅ぐんじゃねーよ」 カタカタ
「くっさー……くっさーい……はぁ……ん……」 クンカクンカクンカ
「うっせー」 カタカタ
「…………」
296
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/20(火) 00:51:18 ID:???
「…………」 カタカタ
「……ねぇ、オセロしない?」
「後でな」 カタカタ
「今がいいー」 ゴロゴロ
「…………」 カタカタ
「ねー」 ゴロゴロ
「…………はいはい、ほれ、こっちこい」
「最初っから素直にすればいいのにー」 スタスタ、ボスッ
「ん、俺白な」 ギュッ
「後でも先でもあたしが勝つからいいけどねー」
「言ってろ、ほら、もっと深く座んねーとだっこしづらいっつーの」
「わがままだなー……ん、これでいい?」
「はいよ、じゃ、お前からな」 ギュッ
「んー、ここ」 パチリ
「ん」 パチリ
〜学校〜
「ね、あんたのお兄ちゃんってさ、結構かっこいいよね」
「別に、そんなことないと思うけど」
「そうかなー」
「大体、部屋はきたないし枕は臭いしネトゲばっかしてるしオセロ弱いし……全然いいとこないよ?」
「……仲、良いんだね」
「別に、そんなことないよ」
「ていうか、なんで枕の臭いとか知ってんの?」
「…………」
「もしかして、一緒に寝てるとか?」
「…………。……そんなわけないでしょ」
「今の間は何よ」
「あんなのと一緒に寝たらベッドから蹴り落とされるっつーの。寝相酷いんだから」
「へー、毎晩?」
「うん。……あ」
297
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/20(火) 00:52:18 ID:???
おわり
兄妹ならではの微妙なデレもいいと思う
298
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/20(火) 03:03:42 ID:???
妹かわいいよ妹wwww
スキンシップが日常的になってる雰囲気が実にイイ!
299
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/20(火) 06:15:16 ID:???
友達に突っ込まれて墓穴掘ってく様がいいなwwww
300
:
1/4
:2011/12/24(土) 23:51:29 ID:???
【かなみは俺の嫁3】
今日も俺の嫁はかなみで、しかも嫁になってから初のクリスマス。これは気合を入れねばなるまい! ふおおおお!
「うわぁ……」
しかし、気合を注入してる最中に明らかに引いてる声が聞こえてきたので、一気に気合が霧散した。
「あの。引かないで」
「引くに決まってるでしょ。なんだって朝一番に見るのがアンタの尻なのよ……」
「気合を入れている最中だったがために起こった悲劇と言えよう」
「何の気合なんだか……ふああああ」
大きくあくびをして、むにゅむにゅと口を動かしている。うーむ、可愛い。
「ふひゃっ!? な、何すんのよっ!」
ので、思わず抱っこしたら怒られた。だが、婚前と違い、叱られるだけで手が出ないので大変嬉しい。
「……あ、朝からするの? 何かコスプレした方がいい?」
「かなみはえろいなあ!」
ものすごい殴られた。婚前と変わらず手は出る模様。
「アンタが仕掛けたことでしょうがッ!」
「いやはや。それはそうとおはよう、かなみ」
「あ、うん。おはよ」
夫婦の決まり事として、どんなことがあっても挨拶する時は笑顔を心がける、というものがある。そんなわけで二人して笑顔で挨拶したのだが、これがもう毎日破壊力がありまして。
「……アンタって、挨拶のあと、いっつも私の頭なでるわよね。もーいい加減慣れたけど」
「そしてお前はその度嬉しそうだな」
「うっ、嬉しくなんてないもん! 挨拶の余韻が残って笑顔のままなだけなんだから!」
「猫語で」
「ええっ!?」
「猫語で」
「……にゅ、うにゃにゃんにゃにゃににゃ! にゃににゃにゅにょにょにょにんにゃにょにょっにぇにぇにゃにょにょにゃにゃにゃんにゃにゃにゃ! ……にゃ?」
「うーん、素晴らしい」(なでなで)
「うにゃー」(やり遂げた顔)
301
:
2/4
:2011/12/24(土) 23:51:54 ID:???
「しかし、何言ってんだか一切分からなかったな。はっはっは」
「がぶがぶがぶっ!」
猫語強制は大変危険です。
「もー……ていうか朝から何やってんのよ」
「いや、クリスマスですから」
「それ関係ないしっ! クリスマスだから猫語で会話するとか聞いたことないしっ!」
「俺もまさかやってくれるとは思わなかった」
「う……だ、だって、アンタこーゆーの好きじゃん」
「うむ。それをかなみにやってもらうと、好きの相乗効果でもう凄いことになります」
「そー……それってさ、私のコトが好き、ってコトだよね?」
「結婚しといて今更聞くか」
「い、いーじゃない! 何回だってアンタの気持ち悪いトコロ見たいし! で、どーなのよ」
「あーはい好き好き」
「もっと気合入れて言いなさいよっ! そんな片手間の好きなんて嫌なの!」
「さて、折角だしどっか出かけるか」
「ちゃんと言いなさいよッ!」
「つーわけで。大好きなかなみさん、俺と一緒にデートしませんか?」
「…………。す、する。……じゃない、どしてもって言うならしてあげるっ! あんまりにもアンタが哀れだから!」
「そういうの毎回言わなきゃいけない決まりでもあるの?」
「うっさい!」
超怒られた。
「えっへっへー。なんかね、いーわよね♪ 街がキラキラしてるもんね♪」
しかし、外に出たら機嫌が即直ったようで、俺と繋いだ手をプラプラ揺らしながらにへにへしている。薬でもやってそうで一寸怖い。
「…………」
「…………」
なので、そーっと手を緩めて逃げようとしたらとても怖い顔で睨まれたので、握り直す。
「うんっ、それでよし♪ まったく、なんで逃げようとするかな」
302
:
3/4
:2011/12/24(土) 23:52:20 ID:???
「いやはや。なんだかんだ言って、大好きなのな」
「なっ、だっ、誰が誰を大好きだってのよ!? さ、寒いから手を繋いでるだけだしっ! 暖かくなって思わず笑顔になっちゃっただけだしっ!?」
「帰ったらいっぱいちゅーしようね」
「……う、うん。……って、し、しないわよ、ばかっ! 誰がアンタなんかとっ!」
「分かった、絶対しない」
「素直でありがたいわねッ!」
そう言ったら言ったで半泣きになりながらも全力で頬をつねってくるので、うちの嫁は厄介です。
「痛い痛い。分かった、帰ったら嫌がるお前に無理やりちゅーしてやる」
「……ど、どれくらい?」
「ん、回数か?」
コクコクうなずかれたので、指を一本立ててみた。かなみの頬が膨らむ。
「んー……じゃあ、2?」
プルプルとかなみの首が横に振られる。それにつられてツインテールが揺れた。一本ずつ立てる指の数を増やしていき、最後にパーの形になってようやくかなみの顔に笑顔が灯った。
「そ、そか。5回もされちゃうんだ。……あーヤだヤだ♪」
「それはいいんだけど、街中でこんな話して大丈夫かな? ようじょにいたづらする好青年に見えないかな?」
「誰がようじょで誰が好青年よッ! どっちもおかしい!」
140cmが怒った。
「だってお前発育不良のうえ、ちっこいじゃん。そして俺は誰がどう見ても好青年じゃん」(なでなで)
「ちっこくない! そしてアンタは誰がどー見ても不審者! 頭なでるなっ!」
「そんな不審者と結婚したのか、お前は」
「う……あ、あれよ、誰かがそばにいて見てなきゃ捕まっちゃうだろーし。ほ、ほら、貧乏クジ引いたっていう感じ?」
「ぎゅー」(抱っこ)
「むみゃー♪」(大喜び)
「貧乏クジ?」
「……び、貧乏くじ」
自分でも無理があると思っているのか、顔が赤い。
「て、ていうかいきなり抱っことか反則! ……咄嗟だと、反応できないじゃん」
303
:
4/4
:2011/12/24(土) 23:52:43 ID:???
「うーん可愛い。よし、今日は一緒にお風呂入ろうね」
「毎日一緒に入ってるでしょっ!」
「しまった、既に毎日いたづらしていた!」
「い、いたづらとか言うな、ばかっ!」
「どんだけ揉んでも大きくならないのは呪いか何かなんですか?」
ものすごく顔の赤いかなみに手を引っ張られ、その場から逃げ出しました。
「どういうことよッ!?」
さほど人気のない公園まで辿り着くと、何やら詰問された。
「それは呪いをかけた人に言ってもらわないと」
「じゃなくて! ていうか呪いじゃない!」
「なんだ。つか別に呪いだろうが何だろうがこちとら一向に構いませんが。ちっこいの大好きだし!」
「そ、そうよね。暇さえあればぺろぺろしてるもんね。……だから、そうじゃなくて!」
「外でしたくなったの? そんな勇気は持ち合わせていないのですが……いや、かなみの頼みだし……ううむ、悩む!」
「んな頼みしたことないッ! そうじゃなくて、そうじゃなくて! 外でそーゆーこと言うなって言ってるの!」
「ああなんだ、そうだったのか。分かった、努力しよう」(なでなで)
「努力しなきゃ無理なんだ……」
頭をなでるついでに呆けた様子のかなみの頬を両手で包み込むようにすりすりする。
「……うー。アンタ、ほんっとーに私のこと好きよね」
「なぜに」
「気づいてないかもしんないけどさ、すっごい嬉しそーなんだもん、私のほっぺ触ってる時」
「女体に触り放題でウハウハだからな」
「ヘタだよね、照れ隠し」
「ぐぅ」
「えっへっへー。そんじゃさ、デートの続き、しよっか?」
「おや、突然機嫌が直った。貧乳の神様の仕業か? 粋なことしやがる」
何やらつねられたが、どうにか無事クリスマスを過ごせました。
304
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/25(日) 00:18:51 ID:???
今年はクリスマスを乗り切れるかと思ったがこんなとこで悶え転がるハメになるとは思わなかった
かなみん可愛すぎる!
305
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/25(日) 00:40:58 ID:???
可愛い!クリスマスの夜を書くんだ!
306
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/25(日) 00:41:53 ID:???
かなみさんかなみさんかなみさぁん!!可愛い可愛いかわいすぎるよおおおおおおおああああ!
ふぅ
307
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/25(日) 01:09:26 ID:???
なんて可愛いかなみさんなんだ
308
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/25(日) 10:03:01 ID:???
>>303
さすがかなみんむちゃくちゃかわいい!
ニヤニヤが止まらねえwww
309
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/25(日) 10:04:31 ID:???
ちくしょう!! このラブラブ夫婦めwwwwwwww
310
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/26(月) 01:08:11 ID:KXLg8HTU
か「こらー!友子に山田!!また追い掛け回して!!もうただじゃ済まさないわよ!!」
友「やばっ、見つかった!!山田、逃げるわよ!」
山「ボクは関係無いで済まないかなぁ」
友「何言ってんのよ!あんたも呼ばれてたじゃない、もう共犯だからかなみに見つかったら半殺しよきっと」
山「それは勘弁して欲しいな!」
友「良いから早く逃げるの!!」
友「ふぃー…撒いたかしら」
山「もう追ってこないみたいだね」
友「あははっ…かなみたちも懲りないわねー」
山「それはあっちのセリフじゃないかなぁ」
友「確かに!あははっ」
山「…」
友「全く可愛いなぁタカシもかなみも」
山「…」パシャッ
友「ん…?なにしてんのあんた」
山「いや、写真を」
友「写真をってあんた、もしかして私を撮ったの!?」
山「え、う、うん」
友「なんで私撮ってんのよ!!消しなさい!!」
山「だってあんまり良い顔で笑ってたからつい」
友「そんなことどうでも良いわよ!早く消せー!!」
山「えー、別に良いじゃん。誰かに見せびらかすわけでもないし」
友「うー…」
山「自分だけ撮られて不公平だってんなら、ボクを撮っても良いよ?」
友「そ、それは…ぅ、そんなの全然交換条件になってない!!」
山「いつもかなみちゃんたちを一方的に撮ってるんだし、たまには撮られても良いんじゃない?」
友「わけわかんない!!」
山「ねー、頼むよ。写真の一枚くらい許してよ。ね?」
友「むー…誰にも見せない…?」
山「うん。約束する」
友「しょ、しょーがないわね…なんか釈然としないけど…」
山「やった。じゃ、早速待ち受け画面にブベッ」
友「やっぱり見せびらかすつもりじゃない!!ばか!!」
311
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/26(月) 12:06:07 ID:???
友ちゃんかわいい!
312
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/27(火) 06:45:34 ID:???
いいぞもっとだ
313
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/12/31(土) 01:30:05 ID:???
本スレがぁああああ!
314
:
1/4
:2012/01/05(木) 04:13:52 ID:???
【親方、空から女の子が!という状況に陥ったら】
とある日の昼下がり。飯を食い終わった俺は、学食から教室に戻るため、学校の階段を上っていた。
けんけんとリズミカルに昇る俺はなんてかっこいいんだ、とか思いながらふと頭上を見上げると、親方、空から女の子が!
いや違うこれラピュタ違うただの現実! という高速思考のもと、急ぎ落下点まで移動し、落ちてきた女子をがっしり抱きとめる。しかしこれが超重くてお兄さん泣きそう。
「…………え?」
当の女子は何が起こったのか理解していないのか、目をぱちくりさせている。負けるか俺もぱちくりさせてやる、という無駄な負けん気をなんとか抑え、その女生徒を廊下に下ろす。
「ふー……。危ないぞ。気をつけろ」
それだけ言って、そそくさと逃げる。
「え? ……え? え、あ、あのっ!」
なんか後ろで言ってる気がするが、いいです。注目されるの超苦手なんです。
ということがあったのが昨日。そして今日の俺はというと。
「……ええと。説明してもらえると大変ありがたいのですが」
「そうね。私もそうしようと思ってたところよ」
何やら男子生徒数人に囲まれ、無理矢理どこかの教室に連れて来られたんですの。俺を運んだ生徒達は既に去り、代わりになんだか怖い顔をした女生徒がいるんですの。理解しがたいんですの。
「ジャッジメントですの!」
「はぁ!?」
「あ、いや、なんでもないです」
いかん。ですの口調が続くと思わず黒子になってしまう。オネニーサマ!(間違い)
「……ま、まあいいわ。あのね、私の顔に見覚えあるでしょ?」
「いいぃえ」
「……え?」
「ないです」
「…………」
「帰っていいですか?」
「見覚えあるでしょっ!?」
「はいっ」
本当はないのだけど、とても怖かったので思わず肯定してしまった俺を一体誰が責められようか。
「そ、そう。そうよね。そりゃそうよね。私だけ覚えてるわけないものね」
しかし、そうすることによって何やら向こうさんが納得しているようだったので、俺の決断はあながち間違っていなかったようだ。
315
:
2/4
:2012/01/05(木) 04:14:16 ID:???
「そ、それで。なんで逃げたのよ」
「……?」
「な、何を不思議そうな顔してるのよ! ……お礼のひとつも言わせないでさ。勝手に逃げちゃって」
何の話か皆目見当がつかないが、話の展開上理解している風を装わないといけない。
「いや、あの、ごめんなさい?」
「何よ、その疑問系は!」
どこまでいっても理解していないので、ハテナの野郎がつい顔を出してしまう。
「と、とにかく、そーゆーことだから。……あの、ありがとう。助けてくれて。感謝してます」
そう言って、目の前の女子はぺこりと頭を下げた。どうやら俺は以前この女子を助けたようだ。
「いや、まあ気にするな。それで、反物はいつもらえるのだろうか」
「たんもの?」
「恩返しといえば自分の毛を使い、反物を織るものだろう。君はたぶん俺が以前助けた鶴か何かだろう?」
「違うわっ! 人をなんだと思ってんのよ!」
「鶴、もしくはそれに類した存在。獣の類であると予想される」
「だから、違うって言ってんでしょうがっ! そもそもアンタ前に鶴なんて助けたの?」
「この間道で困ってる外人なら助けた。ただ、もうこれが全然言葉が通じなくて通じなくて」
「それ全然関係ないっ! んじゃ何、私はその外人が日本人に化けて恩返しにやってきたってこと!?」
「ゲラゲラゲラ! 超意味ねー!」
「笑うなーっ!」
「いや、だってそれ以外に俺が助けた奴なんて誰も……」
……ん? 助ける?
「あっ、お前昨日の階段落ちの奴か!」
「今更!?」
「あー、あーあーあー。そういやそんな気がしないこともないようなこともない。つまり……お前は誰だ?」
一回余分なものが入ったため、一周回って誰だか分からなくなってしまった。
「さっき貴方が言った通りよっ! ……な、なんだってこんな変な奴に……」
何やら女性はショックを受けているようだった。
「……決めたっ! 貴方、今日から生徒会入りなさい!」
「はい?」
「貴方の変なトコロ、私が全部直してあげる! だから、生徒会に入りなさい!」
316
:
3/4
:2012/01/05(木) 04:14:42 ID:???
「いや、意味が分からない」
「生徒会長である私が直々にアンタを矯正してあげるって言ってるのに、逆らうっての!?」
「いや逆らうとか……えっ、お前って生徒会長なの?」
「ええっ、知らなかったの!? 朝礼で挨拶とかしてるでしょ!?」
「朝は眠いから夢うつつだし、壇上まで見通せるほど透き通ったまなこをしてないし、そもそもそんな健康体でもないから、朝礼では貧血でぶっ倒れそうでフラフラしてるのでそれどころでは」
「えっ? ……君、体弱いの?」
「まあ、強い方ではないですね」
本当に自慢ではないが、俺はよく体調を崩す。学校を休む頻度もそれなりに多い。病弱なのは美少女にしか似合わないってのに、我ながら厄介な体だ。
「……なのに、私を助けてくれたの?」
「あー、や、まあ、その。咄嗟だったし。色々考える余裕なんかなかったし」
「…………」
会長は俺をじーっと見ている。何やら頬付近が赤く染まってる気がするが、気のせいに違いない。目が潤んでるのも、きっと気のせいだ。
「……や、その! アレだよ、俺がやらなくてもきっと誰かが助けたよ!? その助けた奴が偶然俺だっただけで! だから、別に気にする必要ないと思いますよ? じゃ、俺はこれにて!」
「……あっ、待て逃げるなっ!」
「ぐげっ」
「きゃああああっ!?」
なんだか居た堪れなくなって逃げようとしたら、会長が咄嗟に伸ばした手が俺の喉に納まり、しかもいい具合に頚動脈を押さえたがため、一瞬で気絶したという伝説がここに誕生した。
「……うぅん」
「あっ、気がついた?」
何やら声が聞こえる。妙に声が近い。
「……む、むぅ」
「本っ当、アンタって弱いのね。これは心と一緒に身体も鍛えなおす必要があるかもしんないわね」
「そんな、人を虚弱体質みたいに……」
「こんなか弱い女の子に気絶させられといて、何言ってるのよ」
「俺も初対面の女性に気絶させられるとは夢にも思わなかった」
「初対面じゃないわよ! 二回目よ!」
まあ、先日の階段事件をカウントするならそうかもしれないけれど。
「そ、それより。……ど、どうなのよ」
「具体性にかける質問。故に、何を指しているのか推測不能。結論:寝る」
317
:
4/4
:2012/01/05(木) 04:15:04 ID:???
「寝るなッ! ……じゃ、じゃなくて。ほ、ほら、オトコノコって好きなんでしょ? こーゆーの」
「またしても具体性にかける問いかけ。彼女は一体何のことを喋っているのだろうか」
「あーもー分かるでしょうがっ! この状況だと!」
「俺に分かることはといえば、やけに会長の顔が近いのと、会長の髪が顔にあたるなあと思うことと、何やら枕がふにょふにょして気持ちいいことくらいしか」
「そ、そう。それ。枕。……ふにょふにょとか言うな、ばか」
「枕?」
枕が一体なんだと言うのだろうか。手をやってみる。
「ふひゃっ!? い、いきなり触るな、ばか!」
いやね、これがもう完璧に人の足。しかも、女性(予想)の足。つまり、そこから察するに、現在俺は“膝枕”と呼ばれる極楽にいるようだ。
「……ああ。夢か」
「現実よっ!」
こんな幸せなことが俺の人生に起こるなんて想定してなかったが故の結論だったが、否定されては仕方ない。受け入れよう。
「俺は、今、会長に膝枕をされているっ!」
「なっ、何を叫んでるのよ、ばかっ!」
受け入れたら受け入れたで怒られる。どうしろと言うのだ。あと、照れ隠しだとは思うのだけど、ビンタをしないで。何度もしないで。何度も何度もしないで。
「顔が痛え」
「はーはーはー……変なこと言うからよ、ばか」
「そんなつもりはないのだけれど」
「ううぅ……そ、それで。理解したところで、どうなのよ」
「いや、そりゃ、ねぇ?」
「わ、私に同意を求めないでよ。男ならはっきり言いなさいよ」
「そんなの、幸せに決まってるじゃないですか」
「……そ、そう」
静かに赤面しないで。こっちまで恥ずかしくなってくる。
「な、なに赤くなってんのよ! か、勘違いしないでよね、枕がなかったからしょーがなくしてあげただけなんだからねっ!?」
「今後も常備しない方向でお願いします」
「も、もうしてあげるわけないでしょ、この馬鹿! 私のせいで気絶させちゃったから、特別中の特別にしてあげただけなんだからねっ!」
「自殺も視野に入れる程度には絶望する事実ですね」
「そんなことで死ぬなっ!」
俺の顔をぺちぺち叩いて激励する会長だった。
318
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2012/01/05(木) 04:40:39 ID:GoNrBwFo
GJ!! シリーズ化希望!
319
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2012/01/05(木) 10:52:51 ID:???
タイトルで吹いたわww
GJ!
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