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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 3●
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〜〜〜〜〜
「ぅぉおお〜……あっぶねー……」
「ぁ…………あ…………」
まさに危機一髪。
梓を抱き寄せるのが一瞬遅ければ、二人とも無事では済まなかった。
「梓……大丈夫か?」
「だだ、だいじょ、ぶ」
梓の顔を見てみると、泣いてはいないが、まるでトマトのように真っ赤っかだった。
「あ、梓!顔が赤いぞ!?どっか痛いのか!?」
「ちが、ちが、ちが」
「血が!?出てるのか!?」
「違う。うん。違う、から、はな、離して」
「え?なに?」
「は、離して。うん。早く。ボク。解放。して」
何故片言?
「ホントに大丈夫か?頭とか打ってないか?」
「いい。いい。へーき。は、早く。離して」
「でも顔真っ赤だぞお前……」
「は、離してっ!!」
無理やり腕から抜け出す梓。
「え?あ?だ、大丈夫か?」
「うん。うん。大丈夫。たた、助けてくれて……ありありありありありがとう」
「お、おう……」
「じゃ……じゃあねっ!」
「え?おい!待てよ!」
突如、猛然と駆けていく梓。
「なんだあ……?」
俺は疑問に思ったが、腰が抜けてしばらく動けなかった。
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