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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 3●

852ボクっ子幼馴染の動揺:2011/03/29(火) 11:28:16 ID:???

「あはは、言っちゃダメなんだっけ?」

「あああああ、あ、あったりまえでしょ!?なに考えてんの!?」

真っ赤な顔で詰め寄る友子と、朗らかに笑っている山田。しかし山田のターンはまだ続く。

「でも朝っぱらからあんなにシたから、僕も腰痛くってさー」

「!?!!??!?!?バカっ!!もう知らないっ!!」

「あっ!?ごめんよ友子〜!待ってくれ〜!」

真っ赤な顔のまま走り出す友子とそれを追う山田。

「タカシー!僕たち先に行くからー!あとでねー!」

「おー、また後でー!」

「後でねー!……ところでタカシ?」

梓が俺の袖を引く。

「ん?」

「ん」

振り向くと、軽く顎を上げて、いわゆるキス待ちの顔をしている梓がそこにいた。

「……梓、なにしてんだ?」

「早く、おはようのちゅー」

「……今朝しただろ」

「口じゃないと許さないー。ほらちゅー」

「やかましい!」

「いった!!」

無防備な額にデコピンをしてやる。
自分の腕をぶんぶん振ってプリプリと怒る梓。

「もー!なんでなんでなんでー!!?」

「うっせー。ほれ行くぞ」

梓の手をとってぐいぐいと引っ張りながら歩く。
引っ張られながら、梓はうーうーと唸っている。

「うぅ〜……じゃあさ、タカシ?」

「今度は何だ?」

「山田くんは、なんで腰が痛くなったの?」

「……お前にはまだ早い」




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