レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
●事情によりこちらでSSを投下するスレ 3●
-
パパッ……パッ!!
「お、電気点いたか。おい、かなみ。起きてるか?」
『何よ。ちゃんと起きてるわよ』
「じゃあ、分かってるだろうけど、停電終わったぞ。暖房入れるからさ。もう離れてもいいぞ」
『……いい』
「は? いいって、何が?」
『……このままでいい。せっかくヌクヌクしてるのに……離れたら、温もりが逃げちゃ
うじゃない』
「いや。でも、ずっとこのままって訳にも行かないだろ? 俺も風呂入らないといけないしさ」
『……じゃあ、もうちょっとだけ。せめて、部屋が暖まるまで』
「しょうがねーな。何か、今日はずいぶんと甘えっ子じゃん」
『う……うるさいっ!! 別にアンタに甘えたい訳じゃないわよ。せっかく暖かくて気
持ちいいのに、体冷やしたらもったいないなって……それだけなんだから』
「はいはい。じゃあ、もう少しこうしているか」
ギュッ……
『だからって調子に乗って抱き寄せないでよ。バカ』
「だって、暖かくて気持ちいいんだろ? だったら、よりくっ付いた方がいいじゃん」
『ううううう…… しょうがないわね。まあ、あたしからこのままでいたいって言った
から、少しだけ我慢してあげるわよ』
『(我慢なんて嘘だけどね。もっともっと、くっ付きたいくらいだし……)』
コンコン。
「『へ?』」
[ちょっと。かなみ。アンタ、家の鍵持ったままで――]
『おかっ……!?』
[あらあらまあまあ。お邪魔しちゃったみたいね]
『ちっ……ちがっ……お母さんっ!! これはその……』
[照れなくてもいいわよ。でも、二人ともまだ高校生だからね。避妊だけはしっかりす
るのよ。それじゃ、お母さん下でタカシ君のお母さんと話ししてるからね]
バタン。
「……………………」
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板