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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 3●
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「ああ、ゴメン。確かに芽衣の風呂上りとかはよく行き会うけどさ。朝はいつも、キチン
とメイド服着て起こしに着てくれるから……で、パジャマのまま早朝に部屋に来るなんて、
一体何があったんだ?」
『それはこっちが聞きたいですっ!!』
「何? 一体どういう事?」
『だから、その……えっと、私なんで、自分のベッドでキチンとパジャマ着て寝てるんですか?』
「え? それって別に普通じゃない?」
『普通じゃないから聞いてるんですっ!! というか、その……食事を終えて、食器を流
しに運んで……そこら辺までは覚えているんですが……』
「そこから先の記憶がないと」
『……はい。真にお恥ずかしながら……』
「なるほどね……クスッ……」
『お笑いになることないじゃないですかっ!! 大体、勧めたのはタカシ様ですよっ!!』
「いや。僕はお酌はしたけど勧めてはいないけどな。むしろ止めたのに、芽衣が自分から
飲んじゃってたじゃん。それも覚えてない?」
『…………失態でした。申し訳ありません……』
「素直なのは宜しい。で、夕べの事だけどさ」
『わああああっ!! ちょっ……ちょっとお待ち下さいっ!!』
「何? 聞きたいんじゃなかったの?」
『いえ、その……心の準備が…… コホン。どうぞ』
「うん。でも言ってもいいのかなあ」
『私が聞いてるんですから、言ってもいいも何もないじゃないですかっ!! 何をその……
そんな、もったいつけてるんですかっ!!』
「いや。世の中には、知らずに済むことならその方がいい事もいっぱいあるじゃん。だか
らさ。これも教えない方がいいんじゃないかなって……」
『なっ…… わっ……私が何をしたって言うんですかっ!! こ……ここまで来てそんな
事言うなんて、却って気になっちゃうじゃないですかあっ!! も……もう、後には引き
返せませんっ!!』
「ホントに? いいの? 聞いて後悔するかもよ?」
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