したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

●事情によりこちらでSSを投下するスレ 3●

7823/3:2011/03/23(水) 22:00:45 ID:???
「なんだ、紛らわしい」
「どこをどうとったらそう思うんだよ……まったく、変な奴だよね、タカシって」
 梓はやたら嬉しそうに俺の頭をぐしぐしなでている。
「どした。妙に嬉しそうだけど」
「ボクだけだもんね、タカシのこーゆー性格知ってるの」
「いや、みんな俺の性格が破綻してることくらい知ってるぞ」
「自分で言ってどうすんだよ……じゃなくて、実は寂しがりやなとこだよ♪」
「ぐぅ」
「ぐぅの音を出した!?」
「ていうか勘弁してください。じゃないとお前を犯して殺して埋めて掘り起こしてまた埋める」
「予想以上に怖い!? ていうか最後になんで掘り起こして埋めてるの?」
 思ったより梓は冷静だった。
「気にするな。それよりもふもふさせろ」
「もふもふ?」
「このような感じです」
 梓を後ろから抱きしめ、犬っぽい毛質の髪に顔をつっこむ。
「わ、わ!」
「うーん、犬っぽい」
「女性に対してなんて発言!?」
「でもまあ、実に梓的ですね」
「うぅー……褒められてるの、かけなされてるのか分かんないよ」
「当然けなしてる」
「今日もタカシは悪魔だよ!」
 そんな感じでもふもふしてたら、だいぶ落ち着いてきた。
「ふむ。お前のもふもふぱぅわーのおかげで俺の心も平静を取り戻したようだ。感謝する、梓」
「なんだかわんわんをあてがっても一緒の結果になりそうで、女心がずたずただよ……」
「いや、同時にお前の香りに興奮もしてるから安心しろ」
「そっ、そういうことを真顔で堂々と言うなっ、ばかっ!」
 怒りながらも、ちょっと照れてる梓だった。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板