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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 3●
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「……おいしいよ?」(小首をこてりと傾げながら)
「あら可愛い。じゃなくて! 一応そりゃ俺の見舞いだろ?」
「……食べたら吐いちゃうようなものを、意地汚くもタカシはよこせと言う。それとも、私との間接キスが目的なのだろうか。汚らわしいと断言できる」
「少なくとも間接キス目的ではないです」
「…………」(不満げ)
「睨むな。……あー、なんかお前と話してたら疲れた」
「……貧乳と会話すると体力を吸い取られる、とタカシは言う」
「言ってねえ。あー悪い、ちょっと寝るわ」
「……そか。じゃ」
「おおぉおお!?」
クロワッサンを机の上に置いたと思ったら、なんかちなみがちなみが俺の布団にもそもそって入ってきたよ!?
「い、一体何がこの世界に起きているのか説明していただきたい!」
「……間近でタカシが苦しみもだえ死ぬところを見て、自分の健康を謳歌したい」
「いや、ただの風邪なので死にません」
酷い発言に一瞬で冷静になった。
「…………」(不満げ)
「だから、睨むな」
「……しょがない。じゃあ、おやすみ」
「いや、おやすみじゃなくて。何を人の布団で寝ようとしてるか」
「……じゃあ、今からこの布団は私の布団」
「所有権の話ではなくて!」
「……むぅ、寒い」
「抱きつかないで!」
「……貧乳に抱きつかれても肋骨がゴリゴリ当たるばかりでちっとも嬉しくない、とタカシは言う」
「いや俺は貧乳とか超好きだからそれは別にいいんだけど」
「……しまった、罠だった。このままでは貧乳好きの変態にちゅーとかされてしまう」
「しません」
「…………」(超不満げ)
「だから、睨むなっての」
布団の中でじろーっと睨まれ続け、大変居心地が悪かったです。
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