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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 3●
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「あんた、どうせ毎日コンビニ弁当とかなんでしょ。誰か作ってくれる人とか、いるわけないか」
残念な物を見るような目で僕を見つつ、プリンを食べるかなみ。
二次元なら作ってくれる相手や結婚してくれる人がいるのだが、三次元では存在せず、フラグを折る以前に立ってすらいないのが現状。
「作ってあげようか?」
かなみが突然、そんなことを言ってきた。
「あんたのためじゃないわよ。ただ最近は昼前の情報番組で料理やってることが多いからその練習。そっちでも活躍したいし、料理の話題は好感度にも繋がるから。勘違いしたり、浮かれたりしたら殺すわよ」
「いや、遠慮しておきます」
「断っても殺すから」
断った後に言うのは卑怯です。
その後も申し出を断ろうとしたのだが、遠慮するな、黙って頷け、男性器握り潰すぞ、などといった言葉が出てきた時点で断ることを諦めた。
今回のオチ
かなみが食事を作りに来たのは翌日だった。
一応、職業声優の僕は早朝からネットラジオの収録とオーディションがあったので不在。
夕方頃に帰宅すると、かなみが僕の大嫌いな食事を作って出迎えてくれた。
「ラジオ聴いたわよ。夏に凛子って人とお泊まりするらしいわね」
公共の電波は恐い。
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