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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 3●
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「返事してませんか」
「してないのじゃ。ふわあああ……ぬー。んじゃ、本当に寝るのじゃ。お休みなのじゃ、ぬし殿♪」
「いや、ちょっと待って。勝手に寝ないで。お休まないで」
「ふにゅふにゅ……」
結局最後まで俺の話なんてちっとも聞かずに、まつりは幸せそうにふにゅふにゅ言いながら眠りに就いた。
「はぁ……なんちうか、なんちうか」
色々思いながらも、携帯でまつりのメイドさんを呼ぶ。
数分後、俺に向かってしきりにお辞儀をするメイドさんに連れられ、まつりは車で帰っていった。何もしてないのに超疲れた。
んで、翌日。
「わらわのせいじゃないぞ!?」
「うわあっ」
登校するなり朝からまつりが超やかましい。
「あーびっくりした。いきなり何の話だ」
「き、昨日の話じゃ、たわけ!」
「あー。物凄い迷惑を受けたが、同時にふにゅふにゅ言ってる可愛い生物を愛でられて大変満足しております」
まつりが真っ赤になった。
「ひ、人を生物とか言うなッ! ……あ、あと、可愛いとか言うでない、おろかもの」
何その後半の可愛らしい抗議。
「と、とにかくの。昨日の出来事は全て忘れるのじゃ。なかったことにするのじゃ」
「ええっ!? まつりが眠くて船漕いでたのも、『かくほ!』とか可愛らしく俺に抱きついてきたのも、もふもふしてきたのも全部忘れろと? そんなのってないよ!」
「全部言わんでいいわい、たわけっ!」
まつりが顔中赤くしながら半泣きで怒った。
「ううう……とにかく、忘れるのじゃ! 命令なのじゃ! わらわの言うことを聞くのじゃ!」
「うーん……じゃあ、今日また遊びに来るなら忘れる」
「ぬ……わ、分かったのじゃ。しかし、しかしじゃ! わらわは学習するのじゃ! 愚かで愚劣で常にわらわに劣情を催しておる貴様のことじゃ、昨日のことのようなことを期待しておるようじゃろうが、二度と先のようなことは起こらぬと思え!」
そのまた翌日。
「わらわのせいじゃないぞ!?」
なんか昨日見た光景がリピートされてる気がします。
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