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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 3●
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『あっさり答えるな、このバカ!! 私の許可も取らずに勝手な事をするな。これじゃ
あ、私が隠した意味がないじゃないか』
「いや。美琴は答えづらいだろうなと。俺に連敗中とか、認めたくないだろうからさ」
『当たり前だ。というか、連敗中とか言うな!!』
[へーえ。意外。別府君って、そんなに頭良かったんだ。いや。それとも美琴が頭悪い……
とか? 高校に来て落ちこぼれた?]
『バカを言うな!! 私は悪い点など取っていない。ただ、コイツの要領がやたらいいだけだ』
「定期試験は得意科目に集中してるし、小テストは教師のクセ読めば、大体いつ出すか
分かるぜ。ちなみに、多分次の英語は小テストだな。夏休み中にどれだけみんなが勉強
したか、試してみるとか言って」
『な……? そ、そうなのか?』
「いや。勘だけどな。でも、今までも大体当たってたし、まず間違いないだろ。あの先
生は不意打ち大好きだし」
[へー。すごい。確かに言われてみるとその通りだわ。ん? どうしたの、美琴。頭を抱えて]
『い、いや。何でもない……』
「もし小テストなら、もちろん勝負だよな? 美琴」
『あ、当たり前だ。英語は私の得意科目だしな。準備不足とはいえ、お前に負けたりはしないぞ』
「よし。じゃあ、罰ゲームの内容な。美琴が負けたら、明日の昼休みに屋上で膝枕して
くれ。耳掻きのオプション付きで」
『なっ……!!(/////////////) だだっ……ダメだダメだそんなの…… もうちょっと簡
単なものにしろ。小テストなんだから……』
「じゃあ、美琴は何を望む? その中身で俺も考え直すわ」
『そうだな。それじゃあ、その……週末、映画はどうだ? お前の奢りで“初恋物語〜
ツンとブーンの最後の夏〜”を見に行くと言うのは。お前は、こういうベタなラブロマ
ンスは苦手だろう? お前の悶え苦しむ姿を見て楽しんでやる』
「うげ。それはちょっと鳥肌もんだな」
『そうだろう。覚悟しておけ。しかも、チケットもお前に買いにやらせるからな。全く、
似合わない事この上ないな。フフッ』
「ま、いいけど。それならやっぱ膝枕耳掻きで」
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