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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 3●
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「それにしても、凄い雨だったな?」
「はい、もうビショビショになっちゃいました……」
8月1日。
今日は夏休みの補習最終日で、いつものように俺は幼馴染のかなと一緒に学校から帰宅していた。
天気は久々に透き通るような快晴で、俺もかなも真っ青な空を楽しみながらしばらく歩いていたのだが、
突然バケツから水を零したような激しいお天気雨が俺達を襲ったのである。
俺達はとりあえず、数分かなの家より早く着く俺の家に二人で避難することにしたのであった。
「でも、綺麗でしたね、お天気雨! 虹も青空の向こうに見えて幻想的でした」
かなは俺のほうを振り向くと、目をキラキラと輝かせながら口を開いた。
毎度のことながら、彼女のその純粋で純情な少女っぷりには思わず笑みがこぼれてしまう。
「まあ、そうだな。雨に降られたのは不運だったけど、ある意味運がよかったかもな」
「ハイ! あんなのそうそう見られるものじゃありませんから……」
そういうとかなはうっとりと眼を閉じた。
先ほどの情景を思い出しているのだろうか?
「あー、それよりさ……」
「はい?」
「お前、着替えたほうがいいな……その、Yシャツ透けてるぞ」
「!!」
かなは顔を真っ赤にすると勢いよく手で胸をサッと覆った。
「青か……」
「〜っ!! タカのえっちスケベ変態!! うぅ、もう……最悪です」
「とりあえず、そこのタオルで体拭いて待ってろよ。 なんか着替え持ってくるから」
「え……あ、はい」
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