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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 3●
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『だ、ダメ!言い訳できなくなるでしょ!』
「つか、俺らを知ってる奴は俺らが付き合ってるのわかってるだろ?何も不自然じゃないだろ」
『そ、それはそうだけど・・・と、とにかく、ダメなの!』
プイっとそっぽを向かれてしまった。
相変らずの恥ずかしがり屋だな・・・と思いつつ、昨日の最中に一番テンションが高かった時をふいに思い出す。
そのギャップにまた笑いがこみ上げる。そのタイミングでかなみがコッチをチラリと見て、不機嫌そうな顔で
ジロリと睨みつける。
『何が可笑しいのよ』
「いや、昨日とは正反対だなって」
『う・・・あ、あれは・・・その・・・』
「たまには家じゃなくて、そういうところでしてみたいって言われた時はビックリしたぞ?」
『うるさいわね!シーツとか洗うの面倒だし、お母さんに後から色々聞かれたくないだけよ!』
ふんっ、と鼻息を荒立て、またそっぽを向いてしまう。まぁ、昨日はかなみの誕生日をちょっと演出して
祝ってあげたからな。それでちょっと大胆になってしまったのかもしれない。何でも言う事聞いてあげるよ
って言ったら、まっさきにコレって言ってきたし。まぁ、俺へのお礼の気持ちもあったのかもしれないが。
「かなみ」
『何よ?』
「来年もさ・・・いっぱい誕生日祝ってやるからな」
『そ、そんなの当たり前だし・・・こ、こういうのは、ナシだからね?絶対だからね?』
「はいはい」
『本当に分かってる?ちょっと・・・に、ニヤニヤするな!ばかぁ!!!』
早朝のラブホ街のちょっと外れた場所に、顔を真っ赤にした女の子の叫びが響き渡るのであった。
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