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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 3●
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「俺がお嬢を好きだから・・・あっ!?」
やばい、ついつい口を滑らせてしまった。言われた本人は目をパチクリさせ、それ以外は固まったまま。
俺はやっちまった感たっぷりで、今すぐ屋上から飛び降りたい気分。あ、屋上とお嬢って何か似てね?
『ああああああ、貴方!わ、わたくしの事が・・・す、好きなのですの?』
「いや、あの、すいません。死んでお詫びを」
『な、なりません!貴方、それでも男ですの?自分の言葉には責任を持ちなさい!』
「だから俺の命をもって」
『死ぬなんて逃げてるだけですわ!生きて、死ぬその瞬間まで責任をまっとうしなさい!!』
そう言い放つと、ぱっと立ち上がり、走りさってしまった。何か良く分からない展開になった。
これって・・・何?振られたの?振られてないの?死ぬまでとか、それなんてプロポーズ?
まさかねぇ・・・。
翌日、お嬢はトレードマークであるドリルをやめ、ややウェーブのかかったストレートに変え、俺を
含めた周囲を驚かせた。近寄って何でかと聞くと、周囲に聞こえないように小声で答えた
『あ、あれは貴方に汚されました。もう他人の前ではできません』
「いや、そういうつもりじゃ・・・」
『ですから・・・あ、貴方と二人きりのときだけ・・・ですわよ』
やや頬を染め、それだけ言うと俯いてしまった。何この可愛い子・・・ちょう抱きしめたい。
そのとき不意に閃いた。お嬢を抱きしめろ、そして頭を撫で回せ、と。
天啓なら仕方ないよな・・・うん、仕方ない。さてどんな手を使って実行しようか、この日の授業時間全てを
使って考えるとしよう。
おわり
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