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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 3●

2471/3:2010/06/28(月) 00:48:33 ID:???
DIONなんか嫌いだ

ってことで前の続きを3レスほど

「・・・で」
「うん」
「・・・何で貴方何かと・・・一緒に住まなくちゃいけないんんですか」
「いわゆる同棲だね」
「言わないでください自覚したくないのに」
ちなみはため息をついた。
なにしろちと荒業を使いちなみを実家から出ざるを得なくしたのだ。いろいろ黒
い手を使ったのは秘密。
ちなみはため息をついたまま頭を上げる気がないようなので俺が口を開く
「とりあえず夕食をとりたいんだ。さっきから胃が悲鳴をあげているよ」
俺が言い終わると腹がグゥと鳴った。
「・・・それが悲鳴ですか?」
「感性の違いだよ」
とりあえず俺はキッチンへ、ちなみは洋服などの荷物を置く為に部屋に行った。

「・・・はぁ」
わたしは溜息をついた。
とりあえず荷物の整理は終わった。結構かかっちゃったけど。
それにしてもなんてことだろうか、いきなり同棲だなんて。
あの人とはもう会わないと思っていた。別にあの人のことは嫌いじゃないけど、
まさかこんな強引な手段にでてくるとは思ってもみなかった。
それよりももっと驚いたのは、この状況を受け入れてしまっている自分自身だ。
いきなり一人暮らししろっていわれて、住所を渡されて、その一軒家に来たらあ
の人がいて・・・
あの人に会ったときなんだか少し心が動いてしまって。
もしかしたら私はあの人のことが・・・
ちっ違う!あんな人のことは・・・嫌い!嫌いったら嫌い!そうだ嫌いなんだ。
とにかくあの人にこっちに気がないことを分からせてさっさと実家に帰してもら
おう。うんそれがいい。
私はそんなことを心に決め部屋をでて階段を下りて行った。




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