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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 3●
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「まさか」
『うぅ……思い出したか、バカ者』
泣き止んだが、やっぱり尊は落ち込み気味である。
『好きな人から初めて貰った物……大切にするに決まってるだろぉ……?』
「え!?尊、今……」
尊が、俺の事を?す、好きって……。
『みこ……みこ、って呼んで欲しい……昔みたいに……私、タカくん、好き、だから……』
――えへへ、これ、いっしょーだいじにするね!!
微笑む尊の顔が、あの時の笑顔と重なって見えた。
そうか、あの時から、尊は……。そして、俺も――
「……うん、俺も好きだよ。みこ」
『あ、あぅぅ……』
尊は真っ赤になって、顔を手で覆う。それが可愛らしくて、俺は後ろから尊を抱きしめるように、座った。
普段は気丈に振る舞っていても、やっぱり尊は、あの頃のままだった。
「――で、結局何の用でココに?」
『……武術の稽古。タカくんで実践しようと思って……』
訂正。少し変わったみたいです……。
<終>
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