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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 3●

2122/4:2010/06/07(月) 20:37:29 ID:???
「んなの知らねーし。寝てる間のことまで分かんねーよ」
「俺だったからなんとか自制できたが、これが普通の男だったら今頃涎を舐めに舐められまくってるぞ」
「やんねーし! 普通の男はまず舐めようって考えとかねーし! つーかオマエ、まさかとは思うけど、舐めたりしてねーだろーな?」
「…………。うん、舐めてない」
「ぜってー嘘だ! その間はなんだよ!?」
「いや、なんとなく。とまれ、嘘じゃないよ? 本当に舐めてないよ?」
「ううううう……ぜんっぜん信じらんねーし。それ、ふつーに犯罪だかんな」
 みおは俺を犯罪者的な何かを見る目つきでじとーっと見た。
「いやはや。信用ないなあ、俺」
「普段のオマエの行動を鑑みるに、当然だろ。むー……」
「そんな可愛い感じで口を尖らせられても」
「そっ、そんなつもりじゃーねよ! ばか!」
 みおは顔を赤くしながら俺の背中をばんばん叩いた。
「痛い痛いっていや本当に背骨折れそうなくらい痛いのでやめて助けてぇ!」
「イチイチ叫ぶな、ばか! ……そ、それよりだ。ホントのところはどーなんだ? お、オレのよだれ、舐めたのか?」
「だから、舐めてないっての。いくらなんでも寝てる友達の涎をこっそり舐めるほど堕ちちゃあいないつもりだ」
「そ、そか。……あの、ごめんな?」
「いいさ」
「怒ってる?」
「怒ってない」
「……なんか言葉が怒ってる」
 みおは不満げに俺を睨んだ。まったく。こいつは普段は粗野なくせに、こういうところは無駄に気を使いやがる。
「本当に怒ってないっての。お前はいつもみたく、適当に笑ってろ」
 みおの頭をわしわし混ぜくりながら、わざとぶっきらぼうに言う。




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