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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 2●
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【ボクっ娘と恋人ごっこ】
賭けをして勝ったので、ボクっ娘と恋人ごっこに興ずることにした。
「え……そんなの嫌だよ、気持ち悪いよ」
「確かに恋人ごっこをしたがために、お前が本当は男だとばれてしまうかもしれない。だが、それでも俺はお前を気持ち悪がったりしない。いや、むしろ新たなステージに立てたことに感謝の気持ちを」
「超女の子だよ、ちょー! 何言ってんだよ、ばかっ! 気持ち悪いのはこっちだよ! なんでタカシなんかと恋人ごっこなんてしなくちゃならないんだよ!」
「夫婦ごっこでもいいぞ?」
「一緒だよ、ばかっ!」
「どっちにしろ、賭けに負けたお前に拒否権はないけどな」
「うー……わ、分かったよ。で、でもえっちなことはダメだからね! したら絶交だからね!」
かなり不満そうだが、不精不精うなずいてくれた。
「よし。じゃ、とりあえず抱っこだ。カモン」
「……うー」
くいくい手招きすると、梓は嫌そうに俺の膝の上に腰を下ろした。
「逆だ、逆」
「う?」
梓の体をくりんと回転させ、お互いに向き合うように座らせる。
「ち、近い近いよ! 鼻息が届きそうな距離だよ! タカシの毒ガス臭がするよ!」
「口臭はないと思ったが……ちょっと嗅いでみて。はー」
「げふうっ! うう……もうダメだよ。死因はタカシの臭い息。もるぼるぐれーとだよ」
「失敬な。モルボル程度だぞ」
「あまり変わらないよ! ……まあ、ホントは臭くないけど。くんくんくん」
俺の口元に顔を寄せ、梓は鼻をひくつかせた。
「なんか、タカシって石鹸の匂いがするね」
「主食だからな」
「……タカシ、悪食は程々にしたほうがいいよ」
なぜ信じる。
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