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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 2●
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【もこもこツンデレ】
近頃冷え込んできたせいか、登校途中に発見したボクっ娘が俺の知らない領域に踏み出していた。
「うー……最近寒いね、タカシ」
「俺は知らなかったのですが、ボクっ娘って進化したら羊になるのですね」
「違うよ!? これは別に羊に進化じゃなくて、もこもこした服を着込んでるだけだよ!?」
「そりゃそうだ。……いや、普通に納得してもつまらん。よし、いいがかりをつけよう!」
「宣言!?」
「まだ秋だというのに、そんなモコモコした服を着込むはずがない。故に、そのモコモコは進化によって出来た梓の体毛……つまりそれこそが、羊に進化した証拠なのだ!」
「いいがかりってあらかじめ言ってる人に言うのはすっごくすっごく面倒くさいけど、一応言うね。そんなわけないよ」
「もっと乗れ」
「じゃあもっと騙す努力しろっ!」
「されはさておき、暖かそうですね」
「適当に流すしぃ……まぁいいや。あのね、これね、暖かいんだよ。着てみる?」
「でも、着た途端呪いのSEが流れそうだしいいや」
「呪われてないよ!? ……仮に呪われてたとして、どんな呪いなの?」
「俺を好きになる呪い」
「なーんだ。そんなの意味ないよ」
「ほう?」
「だってもう好……な、なななんでもない、なんでもないよ!?」
「なんだと!? じゃあこの話の続きを話すか今すぐ俺の肉奴隷になるか好きな方を選べ!」
「タカシ無茶苦茶だよぅ!?」
「もしくは俺にそのもこもこ服を少し着させてください」
「……寒いの?」
こっくりうなずく。話してる最中に風が吹いて寒いのなんの。
「もー、しょうがないなあ……はい、ボクも寒いからちょっとの間だけだよ?」
もこもこ服を脱ごうとする梓だったが、その間だけでも寒いのは可哀想だな。どうしよう。……そうだ!
「超名案が浮かんだので可決!」
俺内部の内閣がなんやかんや言いあった結果を実行する。
「たっ、たたたっ、タカシ!?」
「うむ。やはりボクっ娘という生き物は子供だけあって体温が高く、大変暖かい」
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