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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 2●
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『い、いえ。な……何でもないですから。その……どうぞ、お気になさらず……』
「変な奴だな。全く」
『へ、変とか言わないで下さいっ!!』
「ハハッ……ゴメンゴメン」
はむっ……
「うん。確かに芽衣の言うとおり、甘さが口いっぱいに広がるな」
『(……間接キスしちゃった…… ううん。まだ、同じトコに口は付けてないけど、でも、
いずれは……)』
「はい。芽衣、もう一口」
『え? あ……は、はい……』
はむっ……
「うん。やっぱり雰囲気出るよな。祭りにわたあめってさ。ん、どうした、芽衣? 芽衣?」
『にゃっ!? な……何ですかもうっ!!』
「いや。話し掛けても無反応だったからさ」
『そ、それは申し訳、あ……ありません。け、けどその……い、今はちょっと話し掛けな
いで下さい!!』
「そ、そうか。分かった。じゃあ、俺からは話し掛けないからさ。何かあった時は、芽衣
の方から声掛けてくれ。な」
『(あ……タカシ様が、また一口…… で、今度は私が…… もう、こんな風に間接キスし
合うなんて……心臓……ドキドキしすぎて……破裂しそう……)』
「芽衣。この辺とかどうだ?」
『え? な……何が、ですか?』
「花火見るの。座る場所はちょっと無いけど、もうラスト10分ちょいだし、立って見ても
大丈夫だろ? それとも、芽衣は座って休みたいか?」
『いえ。大丈夫です。いくら、その……彼女役だからといって、そこまで気にして貰わな
くてその、結構ですから。メイドたるもの、このくらいのことで疲れたりとか致しません』
「そっか。じゃあ、ここで見るか」
『はい』
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