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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 2●

446以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:51:11 ID:6ub2saBA
・思わず男に八つ当たりして後悔するツンデレ

「やぁ、ご機嫌いかが?貴方の心の恋人、タカシ君参上だよ?」
『うぜぇ…今はご機嫌わりぃんだよ…。さっさと消えろ』
「うん、なんでご機嫌悪いのかな?恋のお悩みなら俺が解決してあげるよ?」
『てめぇじゃ永遠に解決できねぇ悩みだよ。分かったら今すぐ帰れ』
「俺が解決できない…だと?欲求不満までなら俺が身体を張って何とかなると思ったのだが……」
『例え欲求不満だとしてもてめぇの身体なんざ必要ねぇから安心しろ。この変態』
「あー、ごめんね?いや、勝美がなんか悩んでるようだったからさ。俺でも力になれればと思ったんだが…」
『おそらく、お前の出番は一生ねぇよ。…気持ちだけ貰っとくわ』
「いや…でも、勝美。なんか手伝える事とか、俺にやれることあったらなんでも…」
『…あぁもう!だから、ねぇっつってんだろうが!いいからさっさと帰れ!さっきからウザいんだよ!』
「……あぁ、そうか…。すまん…迷惑、だったな……」
『あ、あぁ、そうだよ、迷惑なんだよ!分かったらどっか行け!目障りだ!消えろ!』
「うぅ…そんな怒んなよぅ……わかったよ、今すぐ消えるよぅ…」
『あ、う…さ、さっさと行けこの馬鹿!』

その後

『…うぅぅぅああぁぁぁ!!オレの馬鹿ぁぁ!なんでもうちょっとソフトに言えねぇんだよ!?
 タカシは心配してくれてたのにぃぃ!!……はぁ、嫌われた……かな』
「俺が勝美を嫌う?ははっ、天地がひっくり返ってもありえないな」
『そっか?そうだといいんだけどなー………』
「うんうん」
『………な、なんでまたいるんだよ!?てめーは!!』
「…あー、ごめん。やっぱ心配でさ……そんな勝美ほっといたら落ち着かないというか……」
『う……心配されるほどのことでもねぇよ……だけど、まぁ、ありがと』
「うんうん、女の子にはそんな事もあるよね。わかるわかる」
『なっ…!?お、お前なんで知って……!?』
「……ごめん、嘘ついた。実の所、何のことでお悩みなのかさっぱりわかりません」
『……本当だろうな?…本当に知らないんだな?』
「えぇ、勝美の力になりたいのは山々ですがまったくわかりませんね。…不甲斐ない奴ですまん」
『……えーっと…だな、つまり…あれだ。オレもちゃんと女だっつーか……』
「それはその目の前のはちきれんばかりのアレを見たらわかるんだが……」
『ど、どこ見てんだこのスケベ!変態!いや、違う!そうじゃなくて…』
「あ!…あー…あれ?所謂……女の子の日?」
『………そうだよ。だからさっきのは、ちっとイライラしてたからで…あの……ごめん』
「い、いや…俺こそなんか気付かなくてごめん。いや、だったら本当に出来ることないな俺…。
 結局、勝美を苛立たせただけだし……はは…すげぇ役立たずだよなぁ…」
『そ、そうでもねぇぜ?タカシはほら!………な、なんかあるさ!』
「………何も浮かばなかった、と。……俺は役立たずの生ゴミだ、と」
『あぁもう!なんかあるだろ!つまり、お前はオレの痛みを和らげられそうなこととかしてりゃいいんだよ!』
「おぉ、なるほど!そんなことが…!………どうすりゃいいんだ……とりあえず、こんなん?」なでなで
『ん……なかなかいいかも知れん……よし、構わん続けろ』
「おー、役に立ってる!役に立ってるよ俺!やったよ!もう生ゴミじゃないんだ!!」
『うっさい、口は閉じてろ。……黙って撫でてりゃいいんだよ粗大ゴミ』
「へーい」




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