レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
●事情によりこちらでSSを投下するスレ 2●
-
「…かなみ!俺と結婚してくれ!!」
…………
……………
…………………はい?
『………は?』
今、タカシは何て言った?オレトケッコンシテクレ?それ何語?まったく…ちゃんと日本語使いなさいよ!
「……いや、は?って……だから、かなみ…結婚して?」
『………え?誰と?』
頭が追いつかない。血痕?ケッコン?結婚?けっ、結婚!?いや、夢だこれは。多分、私現実逃避してる
早く目覚めなきゃ…っていつ寝たのよ私
「…え?いや、俺と?ってなんかおかしくないか?かなみ、なんか話噛み合ってなくない?」
『え?…おかしいのはそっちでしょ!?タカシさっき「この関係終わりにしよう」って!!
あれ私別れ話だと……え?そういうこと?なになに!?どういうことなの!?』
私の処理能力が追いつかない。頭の中では理解しているがさっき考えていた事と全くの逆で
整理しきれていない。そんな感じ
「いや、まず落ち着け。…あー、そっか。別れ話…ねぇ…さっきから感じてた違和感はそれか
かなみ落ち着きなかったし、なんか悲壮感が漂っていたような……」
『………ん、少し落ち着いたわ、で、今タカシはなんて言ったのかしら?』
漸く頭が状況についていける状態に戻ってきた。となるともう一回あの言葉を聞きたくなってくる。
夢かどうか確かめるためにも。
「ああ、だから…かなみ。俺と結婚してくれ。ってさ…これ何回も言うの恥ずかしいんだぞ…」
顔を赤らめて恥ずかしがるタカシを見ながらその言葉を頭の中で繰り返す。やがて出た答えに嬉しさを
感じながらも、まず、これだけは、言っておかねばならないと私は拳を振り上げ言った
『紛らわしい事言ってんじゃないわよ!!』
その後、もちろんタカシのプロポーズを受けめでたくこの度、椎水かなみと別府タカシは結婚することに
なったのである めでたしめでたし
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板