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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 2●
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「かなみかなみ!すっげーんだぜ!下駄箱にこんなん入ってた!!」
『なにそれ?見せてみなさいよ』
素直に下駄箱に入ってた物を見せる
『なにこれ?アンタいじめられてんの……?』
しまった。何故か持っていた画鋲と間違えた。
「おおう、間違えた。こっちだこっち」
そう言って白い封筒を差し出す。これはもうアレだろ。俺の時代来そう
『……ふーん。で、なんなのこれ?アンタにはこれが何に見えるのかしら?』ビキビキ
「そりゃもちろん恋文だろラブレターだろ果たし状だろ(性的な)」
『ふっ…アンタがラブレター?妄想もほどほどにしといた方がいいわね…
どうせ、私の反応を見てからかうために自分で用意したんでしょ?そうとしか考えられないわ』
「どんだけ可哀想な奴なんだよ俺は。正真証明、今朝方下駄箱で拾ってきたものだ
いや、モテる男はつらい」
『ふぅん…まぁ、百歩譲ってそれが本物だとしても本当にラブレターかしら?
誰かのイタズラだったりして。アンタ騙され易そうだしねー』
「なにをぅ!それは聞き捨てならんぞ!生憎俺は生まれてこの方ラブレターで騙された事は一度もない!!」
『貰った事ないからね。いや、なかったからね』
「どうして君は俺の心に土足で踏み込んで傷に塩塗って遊ぶんだ…」
『面白いから。でもよかったじゃない?生涯貰えそうになかったラブレターが貰えて』
「まぁ、そう言われてみるとそうなんだが。ああう…なんか怖くなってきた、かなみ中見てくれ…」
『いやよ、なんで私が。めんどくさい』
「そう言わずに頼むよー!もしも読んで『しね』とか書いてあったら俺多分立ち直れないぞ!!」
『ちっ…このヘタレが…いいわ、読んであげる。…ただし、もしこれがラブレターじゃなかった時は…』
「わかった、俺も男だ。その時はかなみの愛を受け入れよう」
『誰がんなこと言ったか!!ま、今度荷物持ちでもやってもらうかな』
「ふふふ、かなみさんはデートのお誘いがお上手ですわね」
『ふん、言ってなさい。んじゃ読むわよ。えーと………』
「どどどどうなのよ!だ、駄目なら駄目ってはっきり言いなさいよ!!」
『………タカシ、強く生きなさい……』
「え?え?なんなのなんなの?何が書いてあるの?俺へのラブコールじゃないの!?」
『………ほれ』ぴらっ
「え?なーになーに?………【ばかがみるー by山田】……やああああまああああだあああああ!!」
「え?え?な、なんだお?どうしたんだお?タカシ?」
「うっせぇしねぇええええええ!!」どったんばったん
「あっちょっwww…タカシやめっ…アッ――――!」
『はぁ、馬っ鹿みたい…』
タカシにボコられた山田であったが実は真犯人は別にいるという事はこの時は誰も知る由はなかった…
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