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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 2●
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『タカシぃー帰りゲーセン寄ってこうぜー』
「すまん勝美、俺は夕焼けを眺めながら黄昏る優等生を演じる役があるので丁重に断る」
『優等生ってどの口が言ってんだよこの万年赤点野郎』
「馬鹿な…なぜ俺のトップシークレットが漏れている…貴様どこからその情報を買った!!」
『情報って…いっつも追試じゃねぇかお前』
「なんとそんな所に穴が…げに恐るべきは情報化社会か……」
『いや、そんなもん恐れなくても漏れなくクラス全員が知ってるぜ』
「マジかよ、個人情報だだ漏れじゃねぇか。これはいつ俺のストーカーが出て来てもおかしくないな」
『もう突っ込むのも疲れるぜ……で、結局ゲーセン行かないのか?』
「そんなに放課後デートしたいか勝美ちゃんは…しょうがねぇ、お兄さんが付き合ってあげよう!」
『はっ、言ってろ。ほら行くぜ、もたもたすんな』
「うぃー」
「ふん、口ほどにもないな。殆どノーダメージじゃねぇかwwwww」
『オレがな』
「………ふっざけんなよおおおおおおお!!お前何チートキャラ使ってんの!?
何ループハメる気なの!?何でそんなガード固いの!?ねぇねぇねぇ!!」
『いやチートキャラじゃねぇし、むしろ最弱……いやこれは言うまい…流石に可哀想だ』
「けっ、分かってんだよ向いてないってのはよぉー…俺には格ゲの神は微笑まないからな…
クソッ…あいつのポテチ勝手に食ったのが悪かったのか……」
『なんで知り合いなんだよ格ゲの神と。そもそもいるのかそんなん』
「いるわけねぇだろお前何言ってんの?……あーもうやめだやめ!違うゲームするべ」
『結局タカシが弱すぎるって結論か。お前何やっても駄目だな』
「あ?てめぇそれは聞き捨てならんぞ!?俺にも得意なものはちゃんとあんだよ!
見てろよ!これでてめぇの度肝抜いたる!!」
『クレーンゲーム………特技しょぼっ』
「あ、貴様クレーンゲーム侮辱しましたね?結構ムズいんだぜ?やってみな」
『はっ!こんな子供騙し、この勝美様がちょちょいとひねってやんぜ』
で
『………っなんっっだよこれ!!全然とれねーじゃねぇか!!ぶっ壊れてんじゃねぇの!!?』
「クックック、八つ当たりはいけませんねぇ勝美様?ほらちょちょいとひねって御覧になるのでは?」
『あ?じゃあそこまで言えるからにはやれんだろうなてめぇ!!もし下手だったらぶっ○すぞ!!』
「おお怖い怖い……ふっ、ならばそこで見ているがいい。プロ……いや、神の業を、な」
チャリーン ウィーン…ガッ ポスン…
『はえぇ……オレが苦労したものをいとも簡単に……なんかムカつく』
「はっはっは!これが素人と神の差よ!!崇め奉れフハハハハハ!!」
『くっ……いつもならぶん殴る所だがここまで力の差を見せ付けられたらっ……!!でも殴る』ボグゥ!!
「グフッ…暴力反対……まぁ、それはともかく別にこのぬいぐるみいらないんだよなぁ…
いくら俺が神とはいえもうちょっと厳選して取るべきだったか…」
『ふーん……お、お前がいらないんなら貰ってやってもいいぜ?それ』そわそわ
「は?このめっさかわいい系のぬいぐるみを?お前が?この超絶愛らしいNUIGURUMIを?YOUが?」
『な、なんだよ!?オレがそのぬいぐるみ欲しがっちゃ悪いってのか!?
えっと…あ!アレだよ!このゲームに負けた分取り返してぇだけだ!!』
「ふーん、まいいや。捨てるよりマシだろ。ほれ、やるよ」
『お、おう。ありがとよ……へへっ』
「しかし勝美にそんなかわういものを愛でる趣味があったとは…」
『へっ!?ち、ちげぇよ!これは…その…捨てるのが勿体無いだけだ!
オレはこんなもん欲しくもなんともないからな!!』
「あーはいはい、でも可愛いものが好きな勝美もいいと俺は思うぞ?」
『だから、別に好きじゃないっての…こんなもん…』
それは、ぬいぐるみをぎゅっとしながら言う台詞じゃないですよ勝美さん
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