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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 2●
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【胸を大きくする薬を飲んだらネコミミが生えてきました】
さる事件に巻き込まれ、結果とある薬を手に入れてしまった。なんでもこれを飲むと胸がでかくなるらしいが、そんな恐ろしい薬早急に処分せねばなるまい。
「特にちなみ辺りのえぐれ乳軍団に見つかったら、恐ろしいことになるに違いない」
「……えぐれ乳と申したか」
なんでちなみがすぐ後ろにいますか。
「申してません」
振り向くと同時に薬を背中に隠す。
「……その後ろに隠している薬を見せろ」
「何も隠してないよ?」
「……ううっ、急に胸が苦しくなった。……誰か、小さなおっぱい好きな紳士にさすってもらわないと」
「丁度俺がそんな感じです! さ、早く胸をまろび出して!」
乳をさすろうと出した手には、例の巨乳薬が。
「あ」
取られた。
「……ごくり」
飲まれた。
「……ぷはー。……ふふ、これで私もきょにゅーの仲間入り」
「がむでぶ! なんという地獄絵図! もはやこの世に神なぞいないのか!」
しかし、案外この世界は祝福に満ちていたようで。
「……ぬ?」
見る間にちなみの頭からネコミミっぽい物体がニョキニョキと! 奇跡とはこのことを言うのか!
「……どういうことなのかにゃ。……私を騙したのかにゃ。……ぬ、語尾ににゃがつくにゃ」
「しかも“語尾にゃ機能”つきと! 世界が俺に味方しているのを感じるぞ!」
「……少しは私の話を聞いてはどうかにゃ」
ちなみは俺のほおをぺちぺち叩いた。
「ネコミミ娘がぺちぺちと! ははっ、もういつ死んでも本望だ!」
「勝手に死ぬがいいにゃ。……むぅ、こうもにゃーにゃー言っては、安っぽい萌えキャラみたいで嫌にゃ」
「しかし、俺は大喜びですよ?」
「……それが嫌にゃ。……なんでもいいから戻すにゃ」
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