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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 2●
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「山田…。」
「ふぇ…あっ…」
俺は山田を抱きしめた。
小さい身体だ。当たり前だよな。女の子なんだから。
「今まで辛かったな…大丈夫。俺は全部受け入れるから。な?」
そう言って山田の頭を撫でる。
「タカシぃ…ひっく…良かった…嬉しいよぉ…。」
それともう一つ、言わなきゃならない事。
「それと…今だから言えるんだが…俺、ずっと山田のこと好きだったみたいだ…」
「…へ…?」
「その…つまりだな…俺はお前のことずっと男だと思ってたわけで…それなのにお前を好きになるなんておかしいだろ?
確かにお前のことは前から気にはなってたんだが…つまりなんだ。そういうことだ。察しろ。」
山田はすっかり泣き止んで、恥ずかしそうに弁解する俺をじっと見つめていた。
「…ふふふっ…あはははははっ!」
「な、何がおかしいんだよ。」
「はははっ…だって、恥ずかしそうに言い訳してるタカシ、おっかしいんだもん。」
「なんだよ、せっかくお前のこと好きだって言ってるんだからもうちょっと嬉しそうにしろよな!」
「…嬉しいよ…?」
「すっごく嬉しい…。生まれてきてから今までで、一番嬉しいよ…。」
山田はそう言って俺に微笑みかける。
ああ、確かに可愛いな。
「ねぇ、タカシ…。」
「ん?」
「キス…して欲しいな。」
「…良いよ。目、つぶって。」
「ん…。」
山田は目を瞑ってその時を待つ。
そして俺は、
山田のおでこにキスをした。
「え…なんで…こういうときはふつー唇だろ!?」
「さっき俺を笑ったおかえしだ。」
「もう!タカシのいじわるー!!」
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