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初めて投下したSSを晒そうぜwwww
151
:
名無しさん
:2006/05/19(金) 00:39:55 ID:b.lErBCc
翌日、私はタカシに素直に謝る決心をして、彼の教室を訪ねたのですが……。
山田「別府なら昼休み始まってすぐに、どっか行っちまったお」
彼と会うことはできませんでした。
落胆しながらも、半分ほっとしている自分に自己嫌悪してしまいます。
この期に及んで、まだ私は彼の前で素直になれる自信がないのです。
リ「…何を考えてますの! 私は……許して貰えるかは分かりませんけど、彼にきちんと謝りませんと」
そして、もし許していただけたら、今度こそ…! 彼とキキキキキスを……!
お、落ち着きなさい私! そうですわ、キ、キスなんてただ唇と唇が触れるだけですわ!
彼がいつも私に優しく話しかけてくださるその唇と、わたしの唇が触れて……
はぅ…!? タ、タカシ、貴方舌を入れてきますの!? ああ、そんな…そんな
そんらにしたら、わたひ、もうらめぇ……
友「……あのさリナ、盛り上がってるところ悪いけど、とっくに授業終わってるよ?」
リ「……!!? は、はい!? 何のことですの!?」
友「いや途中から思いっきり声に出してたからさ、何? 別府君とキスしたの?」
リ「そそそ空耳ですわっ! 濡れ衣ですわ事実無根ですわっ!」
友「いや、そのノート、一面『タカシとキス』で埋まってるからさ…」
バッ!! 慌てて私はノートを隠しますが、今更遅かったのでした。
結局、友子さんには全て話すことになりました。
友「はぁ……目に浮かぶようだわ、その光景。アンタ病的に素直じゃないもんね」
友「で、リナは彼と仲直りがしたいと、でも素直に謝る自信がないのね?」
リ「そ、そうですの……私、どうしたらいいか」
友「そうねぇ、彼に直接謝る前に練習してみましょ、私、部室で彼のふりして待ってるから」
リ「で、でも他の人に聞かれたら恥ずかしいですわ……」
友「大丈夫、ウチの部、幽霊部員だけで誰も来てないの知ってるでしょ、用意しとくから5分後に来てね」
こうして、おせっかいで親切な友人相手に練習をすることになりました。
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