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初めて投下したSSを晒そうぜwwww
150
:
名無しさん
:2006/05/19(金) 00:39:20 ID:b.lErBCc
こうして素直になれない私を、いつも彼は笑って許してくださいました。
でも、そんな彼に甘えていた私は、ある日とても後悔する事になります。
リ「タカシ……」
タ「リナ……」
リ「……!! ダ、ダメッ!」
ドンッ!
な、何てことでしょう! 私はキスする直前に彼を突き飛ばしてしまいました。
タ「痛たたた、何すんだよ、もう」
リ「…ぁ、ぅ……ご、ごめ……
タ「いつもキスしようとすると、お前おかしくなるよな?」
タ「なあ、俺達付き合ってるんだよな? キスくらい普通だろ、なんか理由でもあるのか?」
り、理由……! 私は……私は……!
リ「そ、そんなこと決まってますわ! いい? 私は『仕方なく』貴方とお付き合いしているんです」
あ、あれ……?私、何を言ってますの?
リ「か、勘違いしないで下さいますっ? 簡単に貴方に唇を許すような安い女だと思われては心外ですわ」
ああ、頭がまともに働かないのに、また口は彼にとても失礼なことを……
リ「そもそも、貴方ごときがこの私と――
タ「……もういいよ」
リ「……ぇ…ぁ…ぅ……」
いつもとは違う、彼の怒ったような口調に、私は竦んでしまいました。
タ「お前の言いたいことはよく分かった、要するにお嬢様のお遊びだったんだな」
リ「ち…ちが……」
彼に憎まれ口を叩くときはよく回る口が、肝心な言葉は上手く紡いでくれません。
タ「そういう事ならもう付き合いきれねぇよ、俺は結構本気だったんだけどな」
リ「ま……待っ……」
私は去っていく彼を引き止めることすら出来ませんでした。
リ「…ごめんなさいっ、ごめんなさいごめんなさいっ……!」
彼がいなくなってから、やっと私は遅すぎる謝罪の言葉を口にできたのでした。
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