[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
ツンデレじゃない長編投下・評価スレ
47
:
保守代わり長編23〜end (29/30)
:2005/08/27(土) 17:26:26 ID:8dR622LE
半年後
二人は、旅の準備をすませて小屋の前に立っていた。
結局ニーナはリオンと一緒に旅に出ることにした。
名目上はあの景色以上の景色を探す旅。実際には、この旅はニーナの巣立ちだ。
ニーナはあの日、散々拒否し続けたが、結局次の日にはOKを出したのだ。
リオンが荷物を担ぐ。リオンはすでに新しい体を手に入れている。
エ「じゃ、気をつけてな」
エドが左手を出す。それにリオンも左手で対応する。
リオンは新しい体に右手をつけなかった。その理由は、この方がもう慣れてるから。そ
して、右手があると、決意を、昔のことを忘れてしまうんじゃないかと思ったからだ。
ミ「ニーナを守ってあげてね」
ミントとも握手をする。
ちなみに当のニーナ本人は恥ずかしがってか、それとも別れが悲しいのか、その場には
いない。まぁ、多分後者だろう。
リ「ったく、アイツ別れの時くらいちゃんと来いよな」
エ「大丈夫だよ。ニーナとは昨日の夜たっぷりと話したから」
リ「はぁ〜、何かすんませんね。まるで奪ってくみたいで」
ミ「そんなことないわよ。ニーナもリオン君と一緒に旅が出来て嬉しそうだし」
リ「素直に嬉しいって言ってくれたら、こっちもいいんですけどね・・・・」
エ「まぁ、そのへんはあれだ、時間の問題だ」
いつの日か、エドが言っていた言葉だ。いつかはニーナもミントみたいに落ち着いてく
れるのかな。
リ「じゃ、行ってきます」
お辞儀をして、手を振り、リオンはその場を去った。
残されたエドとミント。
ミ「いつかはこうなるとは思ってたけど、寂しくなるわね〜・・・・・」
エ「じゃあ、子供をもう一人つくるか?」
ミ「(////) 馬鹿っ」
エドの頭を小突いて、ミントは小屋へと入っていった。
エドはしばらくリオンの行った方を見ていた。彼等の歩いてゆく道を。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板