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あ
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すると突然牧街の体が軽くなった。
驚いて下を見ると鋼鉄の少女チェルノが牧街を持ち上げていた。チェルノはカフェママのママチャリが妖怪化した少女。
妖怪たちの出陣を見て、居ても立っても居られずに猫バスのところから来たのだ。
「あ、ありがとうチェルノ。それとさっきはごめんなさい」
月夜田は小さな声でチェルノに謝る。チェルノはかぶりを振って気にしないでと言った風に返してくれた。
――そして始まる戦い。
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