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あ
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【焔の祠】
今でも土地神はタタリ神になった男を愛しているらしい。
でも個人的に愛しているというわけではなく、山のモノをすべて平等に愛しているということだった。
いかにも神様らしい考えと鳥居は納得する。
それと人柱の男はもう土地神の中には居ないらしい。
ということは森岡草汰に憑いている分霊を退治すればすべては終わるということなのだろう。
森岡以外の依り代ではタタリ神は不安定な存在ですぐに消滅してしまうということなのだから。
>『私に構わなくても良いのですよ、穢れ無き子。今はタタリ神を、彼を止めることだけを考えて』
「わかりました。タタリ神を止めることが出来たら、森岡さんにも借りを返すことが出来そうです」
肯く鳥居を土地神の両翼が包むと、無数の熱を持たない炎が生まれた。
人魂のような輝きがちらちらと様子を伺い周りをふわふわと舞っている。
>『私の力のほんの一部です。タタリ神と対峙する時、貴方の力となるでしょう。どうぞ、受け取りになって』
「はい」
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