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二つ名を持つ異能者になって戦うスレ避難所5
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代理お願いします。
>>6
血を飲む度に体の傷が塞がり、そして溢れていた力と憎悪が静まって行く感覚がある。
血の味にはもう慣れた、というより、体が美味いと感じるようになってしまった。
全てはこの邪気眼のせいであり、おかげである。
(傷が回復しきったら、行くか)
そう考えていた時、ベンチに居た大柄な男の電話が終わった。
衣服は少し焦げているようだ。火を扱う邪気眼使いにでも出会ったか。
男は何やら連絡員と話した後、こっちの方を見ているようだ―――
「…初めて見る顔だな、アンタ」
ふいに投げかけられた言葉に、少し驚くが、すぐに二神は口を開く。
「当然だ。俺は今年からスイーパーになったから」
血をジュースのように飲んでいる光景を見て不快感を抱いたか、と考えて、
輸血パックを急いで飲みきる。衣服に関してはどうしようもなかった。
「二神歪だ。『血』が不快だったら謝る。残りは外で飲む」
軽く頭を下げるが、形式だけのものだ。
恐らく在籍の長い相手に対しても、彼は特に気負わなかった。
話している間に左手の甲を貫通していた傷が治っていった。後には傷跡だけが残る。
これで完治、いつでも動ける。
【二神歪、回復を完了し、獅子堂と会話する。】
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