したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

二つ名を持つ異能者になって戦うスレ避難所5

953 ◆MxkBmULSOo:2011/07/20(水) 00:56:30
なんか半端な所で終わってしまった…orz
昔に比べて投稿に関する規制が厳しいですね…転載お願いします。

「もしもし、――――かしら?」
「……久しぶりだな『閃光の霊鬼(ファントム・エクレール)』。こうして連絡を取ってきたという事は街に着いたようだな」
「もう、その二つ名はやめてっていつも言ってるじゃない……じゃなくて、えぇ。道中、奴らに見付かることもなく入る事が出来たわ」
「そうか、あとは『スパイダー』が言っていた通り君の目的が居ればいいのだが……」
「彼の情報が誤りだったとしても今はそれを信じるしかないかな。ところであなたの計画はどうなっているの?」
「あぁ。順調に同志は集まりつつある……もしかすると予定より早く動く事になるかもしれん」
「……りょーかい。次会う時はお互い生きているといいね」
「なに、俺もお前もこんなところで死ぬ様な奴じゃないだろう?君の悲願成就を願っているよ」
「うん……!ありがとう……。それじゃあね」

閃莉は電源を切り携帯をポケットにしまい込むと、左手を空に輝く月に向けてかざした。

「私は、ここで頑張るんだ……父上を殺し私の人生を狂わせた奴を殺す為に……ッ!」

その掌には金色の虹彩をした妖艶な瞳が鈍く輝いていた。

「我が眼よ……この身に雷神の力を宿し給え――装雷」

瞬間、閃莉の体の周りを青白い電流が走り、漆黒の髪と隻眼は一瞬で掌の瞳と同じ、眩き金色へと色を変えた。
電振眼――閃莉の身に宿るは雷の力。装雷は自身の体内に電流を流し、身体能力を活性化させる技である。

(父上の仇を討つ事が出来るのならば、何も迷いはしない。たとえそれが――人の道を踏み誤るような事であっても)

閃莉は強化された脚力で大きく跳躍し、活気が衰える事の無い夜の街へと飛び込んでいった――

【紅峰 閃莉:能力を発動し、街へ移動する。】




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板