レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
二つ名を持つ異能者になって戦うスレ避難所5
-
あれ?なるべくメインキャラの氷室を使っていきたいだろうと思って展開早めたのですがねー…
まあNPC優先でメインにやらないというなら、復活の兆しの見える虹色さんの方に絡んで行こうと思います。
それはカノッサ本拠地に向かう道中の事――
人の影の形をした化け物が、小さな少女を襲っている場面に遭遇した。
実はこの影の化け物は赤月怜の放っていた【シャドウ】の一つであり、少女は>>18で襲われていた小学生の一人だった。
「――っ!『飛花落葉(ひからくよう)』」
それを見て真っ先に少女を助けに飛び出したのが海部ヶ崎だった。
彼女はそのオーラは周りに拡散させていたらしく、少女をその場から奪取した後に、
周りの電柱が一斉に【シャドウ】に引き寄せられて倒れ、その人の形の原型を留めないほどに潰した。
「もう大丈夫――」
そう少女に言い聞かせる海部ヶ崎の後ろで【シャドウ】が、原型を留めて再び直立した。
やはりあれは人ではなく影でできた存在…人に対する殲滅方法は効かない。
そして僕もああいう存在だったからわかる。ああいう存在は意思があったとしても、自分を生み出した者以外の言葉は聞こえない。
その生み出した者が近くに感じられず、今まさに目の前の2人が危険に曝されているのなら、僕の取る行動は1つだろう。
「甘いな」
僕がその言葉に込めたのは少女を助けに飛び出した海部ヶ崎に対して、
あの程度で【シャドウ】を倒した気になっていた海部ヶ崎に対して、
そしてその海部ヶ崎と、海部ヶ崎の助けようとしていた少女を助ける自分に対しての一言だった。
僕は自身に炎のオーラを纏わせる。
今の位置関係は僕の後ろに阿合、僕の目の前に海部ヶ崎と少女、その後ろから【シャドウ】が襲い掛かろうとしてる状況だ。
僕の位置に大きな炎が上がれば、必然的に海部ヶ崎と少女の後ろに影が伸びる。
そして【シャドウ】もその影に含まれ、倒れるように後ろに叩きつけられた。
その時、僕は影を支配していた。炎によって作られた明かりの中で倒され立つ事ができず、
周りの影からも離された【シャドウ】はその場から逃げる事ができない。
「ラ・ヨダソウ・スティアーナ」
同族だった者へ送る別れの言葉。
僕は指先から放つ破壊光線の威力とその光で、地に堕ちた影の化け物を粉砕した。
【闇の不死鳥:【シャドウ】に勝利】
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板