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二つ名を持つ異能者になって戦うスレ避難所5
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「特にそっちの女の方。素晴らしい反応だ。やたら異能値が高いだけのことはある。
だが、次はどうかな……?」
(予め警戒しておいて正解だったな。やはりただの武器ではなかったようだな。今の一撃でで確信した)
沙鈴の攻撃を後ろに飛んでかわし、再び対峙する。
どうやら男の方も無事なようだが、見たところ避けるので手一杯なようだ。
それに訳が分からない、という顔をしているのであの武器の性質も分かっていないようだ。
「切谷、とか言ったな。随分面白い武器を持っているじゃないか。見た目は普通の棒だが…。
どうやら貴様の能力の方に種があったようだな。成程、"自分のオーラを自在に変形して具現化する"か。
確かにその能力なら切っ先のない槍にも納得がいく。さしずめ"魔槍"と言った所か」
しかし能力が解明できたところで解決策が浮かんだわけではない。
あの武器を前に間合い等というものは無意味だろう。
切っ先が変幻自在なら、どこにいようと関係ないのだから。
(さて、どうするか…。あの男に戦闘は期待できんな。我一人で戦うしかないか。
あまり体を酷使したくはないのだが…)
剣を一本生成し、オーラを込めて強化する。
あちらの武器もオーラで出来ている以上、そう簡単に壊れることはないはずだ。
横に着地してきた不知哉川に目を向ける。
「貴様に戦闘は期待しない。我が奴を引き付けておく。
その間に奴の弱点、若しくは隙を見つけ出せ。出来るなら一発でも入れてみろ。
貴様も能力者なら身体強化くらいは出来るだろう?」
不知哉川にそう言って、沙鈴に向き直る。
「すまんな。先程は少々貴様を侮っていた。中々やるではないか。
我も少しだけ本気を出そう」
意識を集中し、始祖の力を解放する。
しかし翼は生えてこなかった。
(とりあえず3割程で様子を見るか。今は全力で7割だからな…)
「では、参る」
地を蹴って、沙鈴に向かって突進するかの様な勢いで迫る。
【アリス:不知哉川にサポートを言い渡し、沙鈴に反撃開始】
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