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二つ名を持つ異能者になって戦うスレ避難所5
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「おい、先程の女と化身の娘が接触しているようだが、いいのか?」
「無問題だ。貴様と筆頭以外にこの街であいつを倒せる奴はいないからな…
それより貴様こそ俺を"必死にさせたまま"でいいのかな?」
白目を剥いたままの俺の目はもう見えない…だがその口調から内部破壊は失敗した事が覗える。
「貴様の反応からして吸い出された俺のオーラは、どうやら溜め込まれたわけではなかったようだが、
俺にとってはこの"必死な感情"の込められたオーラが、その質を変えられずに出せればそれで良かったのだ」
アリスの翼の先の結晶にヒビが入る。
そこにあるのは変わらぬ俺の意思、俺のオーラ。
他の者に使われる力の結晶ではなく、俺の力を宿した卵。
卵を突き破り、現れたのは黒き炎のオーラでによって形作られた巨大な鳥。
『闇の不死鳥(ダークフェニックス)』
俺の中で最も強く燃える感情…必死な…死にたくないという想い。
そのオーラの集合体として生み出された俺の分身。
その我の強さは、けして俺以外のオーラに染められる事のない不死の存在。
その想いの強さは自分の命を脅かす者全てを焼き尽くす。
自身を追い詰めるオーラの放出は、この分身を作り出すエネルギーを用意する為であり、その必要な感情を引き出す為でもあった。
「現世と冥界を行き交う不死鳥は貴様を魂ごと焼き尽くす!!
貴様がいかに強大な存在だったとしても、過去の亡霊は消える運命にある!!死ね…アリス・フェルナンテ!!!」
闇の不死鳥(ダークフェニックス)はアリスを翼の先から全身にかけて、黒い炎となって焼き尽くしていき、
全身を炎で包み込んだ後、その炎の中から再び鳥の形を成して、溶け込むように俺を炎で包み消えていった。
【ダークフェニックス:『闇の不死鳥(ダークフェニックス)』でアリスを焼き尽くし、自身にその存在を戻す】
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