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二つ名を持つ異能者になって戦うスレ避難所5
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>>156
「魔水晶に惹かれて、間もなく街中の異能者が此処に集結する。
そして魔水晶を求めて戦い、奪い合い、最後にそれを手にしていた者だけが夢を叶えられる」
「魔水晶?懐かしい名だな…。だがそんな物の為に来たわけではない。
懐かしい気配を感じて来たまでよ。しかしこれは――」
「ゲームの始まりだぜ」
その言葉と共に一筋の光線が迸った。体をひねってかわす。
「ふん。話くらい最後までさせろ。どうやらここで"作られたモノ"は紛い物のようだな。
久方ぶりに彼奴と話が出来ると思ったが…。どうやらそれも叶わんようだしな。
ともすれば、こんな場所に用はない。貴様もろともこの建造物を排除するとしよう」
「さて、残り時間も少ない。少し"こちらの"力も使わんと感覚が鈍るな」
体の中心に力を凝縮する。それはさながら圧縮された大気の如し。
「貴様とはいい話が出来そうだな…。どうやら面従腹背というわけでもなさそうだしな。
しかし今は時間がないのが惜しい。今日はこれにて失礼させてもらおう」
極限まで圧縮させた力を解放する。
ズッ――
瞬間、大爆発が起きた。特殊な異能力ではない。純粋なオーラの解放による爆発。
立ち込める爆煙の中、ダークフェニックスに背を向け、その場から立ち去る。
「我が名はアリス―アリス・フェルナンテ。満月の夜に、また会おう」
そういい残し、アリスは姿を消した。
【アリス・フェルナンテ:ダークフェニックスとの戦闘を回避。アソナの本拠地を後にする】
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