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二つ名を持つ異能者になって戦うスレ避難所3
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前回は代理投稿㌧。でした
……今回もお願いします。
>>26
「……さて、どういう手段と言われれば、あらゆる手段としか答えられませんが。
しかし、運が良かったですね、貴方は。私が異能者でなければ、貴方は単なる殺人者でしたし。
――――なにより、無関係の人間を殺さなくて済んだんですから、幸運でしょう」
笑わせる。機関の本部から出てきた死の臭いを纏った人間が、
機関と関係がない筈がないのは自明の理だ。
「ですが、だからこそ殺し合うことになる。
貴方のような人間は、生きているだけで迷惑なのだから」
他人の迷惑など関係ない。
俺は、一般人でいるという彼女との約束を守る為ならば、何でもする。
「―――――――貴方は一般人ではない。
単なる理不尽な殺人鬼でしかないということを知りなさい――――!」
……ふざけるな。その怪物を呼び起こしたのは、お前達だろう?
二度と怪物になりたくなかった俺を、ただ一般人として暮らしていきたかった俺を、
『贄(ウロボロス)』という怪物に戻したのは、お前ら『機関』の連中だ。
お前らを皆殺しにする事でしか、もう俺は一般人には戻れないんだよ。
女が告げる弾劾の言葉に対し、心が鮮血の様な赤い感情を噴き出す。
しかしそれは、欠片すらも表に出ることは無かった。
この身体はおぞましい怪物(モンスター)。
目的を達成するまでは、腕を切られようと心臓を捥がれようと、止まる事は無い。
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