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二つ名を持つ異能者になって戦うスレ避難所3
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何もしてないのに規制されたよ!ゆっくりしていってねってことか!?
そんなわけで代理お願いします。
>>120
「ハッ……俺の体調が良かったら、そうさせてもらったかもしれないけどさ……
もう立っていられてねえよ……身体に力が入らねえんだ……
刀も握れやしない」
俺は地べたに座り込み、コンクリート状の壁に背を預けた。
……もし、俺が戦えたら戦意を喪失している瑞穂の負けだろう。
戦う意思の無い戦士など何の役にも立たない。
戦士は文字通り戦う意思を持ち、拳や武器を振るうからこそこそ戦士
故に俺の勝利。しかし、この結論は俺が戦えたらの話だ。今の俺は戦う事は不可能。
立つ事はおろか、身体に力が入らない。そのため、刀を瑞穂に突き立てる事も不可能だ。
まあ身体に力が入らないとは言っても会話は可能だ。
「まあ、殺せといっている以上は負けを認めたという事だよな?
話してもらうぜ、何があったのかをよ」
瑞穂は沈黙を決め込んでいたようだが、俺とルナが事実を言うように諭すと
何かを諦めたように何が起きたかを語りだした。
「……つまり……刀の中に封じ込められてた人間が死ぬ前と同じ姿で現れ……
その人間の生前の恋人も一緒に復活して……そいつと一緒になりたいから
お前は事実見捨てられて……その人間は機関側に加わった。
んで、お前はその人間に認められたいために俺を襲った……そんなところか」
俺の答えに瑞穂は黙ってうなずく。
どうやら正解のようだ。
「頭のネジが纏めてぶっ飛んだような話ね」
「お前が言うな」
しかし、死んだ人間が生き返るとはどういう技術を使った?
ここはルナに聞いてみよう、太古の昔から生きてる神の知識なら答えられるはず。
「ルナ、死んだ人間が蘇るというのありえるのか?」
「そうねえ、ありえない話じゃないわよ。簡単に言えば蘇るのが極端に難しいだけだから。
あなた達みたいな人間、広く言えば生物の身体ってのは魂の容器なの。
怪我をしていくとそこから少しずつ魂が出て行く。この場合の魂は血と捉えてもらっても構わないわよ。
ひびわれたコップに入れた水が少しずつ漏れると言えば分かりやすいかしらね。
んで、全部出てしまったらアウト。死亡決定。だけど、身体を直して魂を入れなおせば大丈夫。
だから、魂が消えてなくなる前に身体を直して魂を入れれば万事OKってワケ。
まっ、魂と身体にも相性があって相性が悪いと蘇る事は不可能だけどね。
分かりやすく言えば、軽油の車はハイオクじゃ走らない。そんな感じよ」
「分かったような分からないような……」
理解できるような理解できないような。
そんなルナの説明に俺は頭を抱えた。
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