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二つ名を持つ異能者になって戦うスレ避難所3
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【規制中。代理お願いします】
「……うん。一通りは見て回ったかな」
大雑把だが、まあいいだろう。あまりあのビルから離れすぎるのも問題だ。
なにより、考えるべきことは他にもある。それは――――
「ナガツカインテリジェントグループ――――話には聞いていましたが、実際に見ると違いますね。
そして、あのビルにあるデータバンク。なるほど、確かに人員よりも重要ね」
本音を言えば、欲しい、と思っている。情報は力であり、私が欲するのは力だ。
故に、そのデータは私が欲するものではあるのだが、しかし、
「無理、かな。あの場にいたメンバーで全員ではないだろうし。
あの場にいたメンバーだけだとしても、全員を敵に回して生き残るのは難しい。
……となると、襲撃者がどう出るか、ということになるワケだけど」
あまり期待はできない。数と質を併せ持った機関の戦力は、文字通りの鉄壁だ。
あれを突破できるとなれば、それこそ――――
「……いや、それは意味のない考えね。
ま、手に入れられるようなら手に入れるとして、今は……」
どうするか。あのビルで待機する、というのならばそれもいい。
周辺の地形を確認する、という目的は達したのだし、襲撃者が来るのがいつかは分からないというのもある。
このまま戻ってしばらく休憩、というのもいいのかもしれないが、
「手近な異能者を探すことにしましょうか。
付近の捜索も、ついでにやっておきましょう」
あの場所に留まる、というのはうまくない。あそこは少しばかり空気が濃すぎる。
与えられた通信機で連絡を送る。
『ええ、そうです。このまま周辺の捜索もさせてもらいます。
近場にいる異能者は、機関のメンバーでないなら狩ってしまってもいいのでしょう?
……ええ、以前いただいた資料にあった重要人物がいるなら、連絡します。それでは』
今は義理がある。ある程度の食い溜めもあるし、しばらくは問題ない。
だが、万が一、ということもある。そろそろ食料を追加しておくこととしよう。
「さて――――では、もうしばらくぶらつきましょうか。
今度は熱量探知を心がけ、異能者の発見を第一に」
【アルト:現在地 機関本部周辺】
【異能者を探す】
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