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二つ名を持つ異能者になって戦うスレ避難所2

965葦川@規制 ◆oov3HbsEaA:2008/09/15(月) 09:26:56
【遅かったか…orz】
【規制継続中につきどなたかお願いします】

>>81>>85
>「……まあ、そうだな。その端末の情報が利用できるなら、それに従った方がいいだろ。
 内部の人間の考えた破壊工作の方が、外部の人間よりは確実だろうしな。
 だだな、葦川。一つ聞きたいんだが、
 なんでお前が、機関の人間と親友なんてコネクションを持ってるんだ?」

簡単だ。
「中学生のときに同じクラスだった」と事実そのままを伝えれば事足りる。
それだけだ。だが──
(予想外よね……これは…)
今朝に二人の男に誘われた時とは全く違う反応を国崎は見せた。
「争いごとに巻き込まれない」事よりも「機関を潰す」ことに重点を置いたということは
「日常を守る」事よりも「日常を阻害する者を排除する」事に方針をシフトしたということ。
というか、私はもとからせつなの情報なんか信用するつもりはなかった。
なのに、こんなに食いつきがいいなんて……
>「ええっと……ひとまず、何か食べませんか? それから、色々考えてみるのもいいと思います」
無理だ。うるさい。
何か良い言い訳は……

──銃声
>「ああ、驚かせちまったか。 まあ、なんだ。
 葦川、恋島。突然で悪ぃんだが、お前さん達とはここでお別れだ」
>「そいつは、この一週間以内に体験して獲得した記憶を丸ごと全部消し去る薬だ。
 この町を去った後にそいつを飲め。そうすりゃ、命だけは助けてやる。
 飲まなかったら……この世の果てまで逃げたとしても、必ず殺してやる」
無言のまま頷いて薬を手に取る。
>「俺は数日中に機関に攻め込む。だから、後数日だけならこの薬局に残ってていいぞ。
 ああ、廻間がきたら俺は暫く帰らない事、それからさっきの薬の事を伝えておいてくれ……それじゃあな」
白衣を捨てて出て行く国崎をそのまま見送ると、大きく深呼吸。
これはそんなに悪い状況じゃない。
何といっても、記憶を消す薬を手に入れたわけだ。国崎は解っていて私に渡したのだろうか?
──私だって日常に帰りたいと願っているということを。

「私は、国崎を助けに行くわ。「廻間」と合流して、機関を叩く」
情報が無ければ、せつなの情報を使う。戦力は廻間を頼る。
「結構世話になったのに、このままサヨナラってわけにも行かないでしょ?」
「恋島はどうする?」

どのみち、全てが終わったら目撃者には消えていて欲しかったわけで。
それでも国崎は手ごわそうだから、もう少し仲間らしくして弱みでも握りたかったんだけど。
この薬を飲ませることさえできれば私の勝ちになったわけで。
恋島も、廻間も、全てを忘れてくれるのなら私も手を汚さずに済む。
せつなは…殺さなければ気がすまない。
私の手のひらで踊っているのはお前たちなんだ。
……思い上がるな。バケモノ共め!
【葦川:薬局 待機】




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