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二つ名を持つ異能者になって戦うスレ避難所2
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>>855
ありがとうございます
しかしまだ規制中のようなので、こちらもどなたかお願いします。
>>52>>64
朦朧としつつあった意識の中で、不意に身体にかかる力。
気がつけばいつのまにか戻ってきていた国崎が私の身体を治療していた。
「……ありがとう」
もっと上手い言葉をかけて励ますなり、抉るなり、探るなりすればよったのに
こんな簡単な言葉しか言えなかったのは疲労のせいか。
ぼんやりとした頭のままで周りを見ると恋島を確認。
生きているってことは、まあ私が出しゃばっただけの効果はあったわけか。
>「おい葦川、大丈夫か。なんで怪我してる。誰にやられた。相手は機関の奴等か?」
あれ?国崎ってこんなに優しかったっけ?
出合った時も私は結構怪我していたけど、何一つ心配してくれなかったような……
ま、いいか。
「機関の人間だけど、機関の崩壊を望んでいる奴と遭ってね。一応、私の」
回り始めた頭。
「親友みたいな奴だったから、多分嘘は言っていないと思う」
身体より先に動き出す舌。
だから先に、そのリークされた情報を提示しないと話にならないわけで。
上着のポケットから携帯端末を取り出す
「この中に、機関がこんな騒ぎを起こしてでも成就させようとした野望と、それを食い止めるための情報が入っているんだって」
「ま、本当に重要な物だったらしく、あとから組織の追っ手が来てね。そいつにこっぴどくやられたってワケ」
んー。われながら継ぎ接ぎな言い訳。
まあ、別にだますだませないが問題なわけじゃない。
ただ、本当のことを言いたくなかっただけだ。
「で、どうする?彼女たち曰く、これの通りに行動すれば簡単に平和な日常が帰って来るらしいわよ」
手の中の端末をもてあそびながら立ち上がると、二人の様子を見比べる。
迷いの薄くなった国崎。
呪縛を振り切ったのか、呪縛に沈んだのか。
それに少し怯えるように距離をとる恋島。
そういえばの彼の能力は「予知能力に似た物」と思ってたけど、実際どうなんだろ。
ま、今はどうでも良いか。
【葦川:薬局】
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