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支援物資用スレ

328名馬コラム8:2005/04/21(木) 13:40:26
         故障に泣いた”幻のダービー馬” ●キタノダイオー

昭和43年、第35回ダービーは関西馬タニノハローモアが制した。もし無事でいれば
1番人気で1着になったにちがいない馬、それがサラ系キタノダイオーだ。どれくらい
強かったかというと7戦無敗。そのほとんどがレコード勝ちか大差での楽勝。

キタノダイオーのデビューは42年7月、函館の新馬戦。ここで2着馬に8馬身差をつ
け、レコードで圧勝した。つづく函館3歳S(現在の函館2歳S)では2着に9馬身の差を
つけてやはりレコード勝ち。札幌での北海道3歳S(現在の札幌2歳S)では断トツの1
番人気。当時、札幌には翌年のクラシックをにぎわすタケシバオーやマーチスも在
厩していたが、キタノダイオーの人気の前ではほとんど無視される存在だった。

こお3歳Sを持ったままで3馬身半差の楽勝。もはや「来年のダービーはこの馬で決
まり」も同然だった。

勇躍上京するが、好事魔多し。キタノダイオーは調教中に骨折してしまう。クラシッ
クは断念せざるを得なかった。ようやくカムバックしたのは44年の5歳時。3戦をやは
り楽勝したものの、またもや故障、リタイアしてしまった。

キタノダイオーが550キロを超える雄大な馬体を関東のファンにみせたのは6歳時だ
った。準オープンクラスのダート戦を快勝し、「幻のダービー馬」であることを納得さ
せてくれた。故障のためこれが最後のレースになったが、サラ系には珍しく種牡馬と
しても成功した。ちなみにこの馬、あの”悲劇のヒーロー”トサミドリの孫でもある。悲
運も遺伝してしまうのか・・・。


キタノダイオー 牡 栗毛 1965年4月6日 北海道・キタノ牧場生産
        父ダイハード 母キタノヒカリ

7戦7勝  主な勝鞍:函館3歳S 北海道3歳S
         【戦績】ttp://csx.jp/~ahonoora/kitano_daio.html


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