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2006.02.13〜

92 ◆LVsfJKLi9w:2007/01/08(月) 18:16:19
のっけからすみません。
俺はスーザンのこと落とします!

別にスーザンのことを好きなわけではありません。意地です。
マジでスーザンを落とします。

ようやくわかりました。
提督が、スーザンにご執心な理由は、カメラという同じ趣味を持つことだけではありません。
マイコン君にしても、兄貴とつき合う前からスーザンを気に入ってましたが、今でもずっとのめり込んでるというのは、ただタイプだからというのではありません。

兄貴がスーザンに岡田有希子のベストヒットCD(コピーじゃなくて現品)をプレゼントし、スーザンがそれを気に入ってしまったことに、すべての原因があります。
提督・マイコン君のど真ん中である80年代のアイドルを素直に受け入れ、賛美する兄貴の彼女は、彼らにとって驚愕の対象でもあり同時に羨望の的だったのです。

兄貴とスーザンが別れました。
彼らが、スーザンは自分のものになるんじゃないかと誤認識するようになったというのも容易に想像できます。
スーザンは、高嶺の花のカイなどよりも、よっぽど身近で、シンパシーを感じることができる存在なのですから。
しかも、兄貴はスーザンに手を出さずに別れたので、何のしがらみも、何の気兼ねもなく、獲りにかかれるのですから。


昨日の晩、旧AMD部隊の面々がうちに泊まりに来ました。
俺は垣内たちと飲み会で、遅くに帰ったのですが、いきなり兄貴の部屋に呼ばれました。
嫌だったのですが、小隊長ともしばらく会っていないので、ちょっと顔を出しました。

いきなり、提督から、
「おお、久しいのぅ、草どの。お身もスーザンにご執心とお聞き申したが…。」
と声をかけられました。

俺は、「あちゃー!」と思い、「これから提督とマイコン君に恨まれる!いやな展開になるなぁ…」と身構えたのですが、彼らの反応は違ってました。
こともあろうか、彼らは器量の大きいところを見せつけやがりました。
俺のことを歯牙にもかけませんでした。

提督が
「マタモノの分際にて、身の程知らずな。兄上の想いものに横恋慕するとは。ま、お身ではスーザンは無理じゃろうな。サクランボどのに手に負えるおなごではないからな。わっはっはっ。渡辺淳一の愛欲の世界を読破してから出直した方が良いな。わっはっは。」
と言えば、マイコン君も、
「パダワンのくせにもう恋愛か。パダワンは博愛はOKじゃが恋愛は禁止じゃぞ。しかし、皮余りさんにはスーザンは扱いきれないから放っておいてもよかろうて。すておけすておけ。」
などと言い、みんなで大笑いしやがりました。
兄貴も一緒になってガハハガハハ笑い、またもや俺のことを「ホソカリさん」とか呼びやがりました。

俺はムカつき、そして誓いました。俺もスーザン獲得レースに参加しようと。そして勝利者になろうと。あいつらを見返してやろうと。

俺は見知っています。マイコン君こそドリチンです。提督こそ妄想オナーニ野郎です。兄貴こそ脳内恋愛野郎です。
俺はやってやります。

兄貴ですが、俺のことを馬鹿にしているときは大笑いしていましたが、提督やマイコン君が真剣にスーザンを狙う話しになると、額に汗を光らせて、苦笑いしながらのガハハ笑いをしていたので、まだスーザンに未練がある可能性があります。
俺が獲得レースに参加する体にして、兄貴の神経も逆なでしてやります。


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