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【失敗】廃棄小説投下スレッド【放棄】
40
:
“Black Coral & White Coral” </b><font color=#FF0000>(t663D/rE)</font><b>
:2005/02/02(水) 03:23:11
本スレ2
>>524-529
の続き
「はぁあああっ!」
塩をごと投げた小沢の行為により周囲の闇は薄れ、赤岡の力も多少抑制された・・・己の両脚の束縛が解け、
自由な動きを取り戻した磯山はそう判断し、赤岡へと飛びかかる。
動きが直線的云々と馬鹿にされた、そのお返しとばかりに敢えて一直線に突っ込む磯山の動きは素早く力強い。
「・・・・・・馬鹿が。」
瓦礫で磯山を迎撃するには、瓦礫に石の力を通わせ、浮き上がらせるまでの時間がない。
しかし赤岡は体勢を整えながら吐き捨てるように呟き、磯山が突っ込んでくるだろう空間を凝視する。
黒珊瑚が輝き、その空間に青白い炎の球・・・鬼火が出現した。
「・・・ナ、メ、ン、なっ!」
「・・・・・・・・・っ!」
先ほど煙草に火をつけたように、可燃物に触れれば発火させる事も十分に可能なそれは、ただの進路妨害なんかではない。
けれど、磯山から発された裂帛に、紫の光を纏った拳で鬼火を粉砕するその行為に、
一瞬でも磯山が鬼火に怯んで動きを止めればそこを攻撃する腹づもりだったのだろう、赤岡の表情が変わる。
なおも距離を縮める磯山を止めようと輝いた石は、黒珊瑚ではなく虫入り琥珀だった。
「ちっ・・・・・・」
赤岡の舌打ちとほぼ同時に琥珀から放たれた漆黒の稲妻が、遠慮も容赦もなく磯山を貫く。
「・・・ぅわあ゙あああ゙あっ!」
全身に弾けるような激痛を覚え、次の一歩を踏み出す事ができずに磯山は床に転がった。
「磯山ぁ!」
「・・・磯っ!」
闇の向こうから響く悲鳴に、野村と小沢が口々に呼び掛けるが、返ってくるのは闇の力を帯びた瓦礫。
これは機動隊員の装備を纏った野村が透き通った盾で防ぐ。
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