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【失敗】廃棄小説投下スレッド【放棄】
37
:
名無しさん
:2005/01/30(日) 20:48:22
>>36
続き
「『恋愛のABCDのDの意味を知ってる…?』」
響き渡る声に、男は攻撃の手を止めた。
小沢が煙の中から姿を現す。手にアパタイトを握り締めて。
男はにやりと笑みを浮かべると、巨大な火の玉を二人目掛けて飛ばしてきた。
「『Dってのはね、Cの後に耳元で囁く…大好きっ』!!」
パチンと小沢の指がなる。と同時に井戸田が横に現れた。
「『甘ーいっ』!!!!」
放たれた井戸田の声が衝撃波となって火の玉を弾き飛ばした。
男が戸惑った隙に、小沢は更に指を鳴らした。
「『誰にも渡さないっ』!!」
「『甘ーいっ』!!」
「『大福』!!」
「『あっまーいっ』!!?」
続けて放たれた衝撃波に、ついに男は倒れ込んだ。
井戸田はゼィゼィと息をしながら喉を擦っている。
「潤…平気?」
「小沢さんこそ死にそうじゃない。」
威力を上げる為に石の力を限界まで高めていた小沢にかかった負担は大きい。
そして井戸田もガラガラの声になっていた。
気を取り直して、ふらふらとした足取りで小沢は男に近付く。
「悪いけど…そんな危ない石は封印させてもらうよ。」
小沢が男の石に手を伸ばした時だった。
「小沢っ―」
咄嗟に井戸田が伸ばした手は空を切っていた。
何処かからの光が、小沢の身体を貫いていた。
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