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【添削】小説練習スレッド【キボンヌ】

195[タイトル未定−6] ◆yPCidWtUuM:2005/11/18(金) 04:09:49
それに反応して井上はバッと身を伏せた。凄まじいスピードでその上を人影が飛び越える。
人影はしなやかな低い姿勢でアスファルトの上にズザッ、と急ブレーキをかけて着地し、地面を見つめたまま言った。


「…ちぇっ、ラチるの失敗しちゃったよ二郎ちゃ〜ん」


ちょっと拗ねたようにこぼした言葉は、その声の調子と裏腹にまるで穏やかでない。
しかしその声と彼が呼びかけた名前に井上は耳を疑い、河本も目を見開いて硬直した。


「駄目だろ松田、もっと静かに近づけよ」


呼びかけに答えてのっそりと表れたのは、金髪の横に大きな男。
暗闇にまぎれて近づいたのは、東京ダイナマイトの松田と高野だった。


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